野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.9 No.34

2009年08月23日発行

発行:室見川の野鳥

朝夕がぐっと涼しくなりました!
短い夏が終わるのかな?

ヒバリシギ幼羽。

トウネン夏羽から冬羽へ換羽中。

カラシラサギ。

明け方はぐっと涼しくなって、慌ててタオルケットをまさぐる。そんな季節になりましたね。梅雨明けが遅かったので、やはり今年も水泳はなし。2年連続で泳いでいません。
 
毎年自宅の庭ではクマゼミが6〜80羽羽化するのですが、今年は、地面からはい出てきて、雨にあって羽化出来なかったのか、飴色の幼虫が背中が割れた状態で死んでいるのを4個体見つけました。羽化した後の抜け殻も40位で、少なかったですね。そのクマゼミも鳴き声が少なくなってきました。夏の終わりの始まりですね。
 
シギチが少しずつ増えてきています。室見川ではキアシが10羽前後のままです。チュウシャクシギが入ってくるのが楽しみです。マリノアシティのヨットハーバーのミユビシギは60羽を越えました。
 
今津ではトウネン、ヒバリシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、タカブシギ、ソリハシシギ、キアシシギ等が見られました。ヒバリシギにトウネンは既に幼羽が渡って来ています。カラシラサギも7月からいたらしく、どうにか1羽発見。4羽もいたらしいのですが…。車止めが出来て、なかなかコーナーに行かなくなったので、干潟をあまり見ていなかったせいでしょう。暑いと歩くのが億劫ですからね。ダメだな〜!
 
小鳥の方も渡りは進んでいるのでしょうが、まだ室見川の平地では見る事が出来ていません。春のようにエゾムシクイとか来ないかな?昨年はセンダイとメボソが見られましたから。
 
そうそう、そろそろジシギの季節です。田んぼの畦には注意!ヒクイナやタマシギなども見られますから。
 
来週30日は総選挙。巷では暑い選挙活動が繰り広げられるのでしょうが、鳥には関係ないもんねーって谷岡ヤスジ風の台詞で、今週のニュースはお終いです。

イネの陰にすぐ隠れるタカブシギ夏羽。