野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.9 No.07

2009年02月14日発行

発行:室見川の野鳥

春一番凄かったですね!
室見川にオジロトウネン!

今年は室住団地横に登場!鳴き声の可愛いオジロトウネン。

今年はイカルチドリも室住団地横。

顔が赤くなって来たムネアカタヒバリ。

金曜日の春一番凄かったですね!一日外にいたから、それはもう!今週は原北小学校4年生と室見川で野鳥観察をしました。
 
この原北小学校での観察会は6校目となりました。流石に最初は児童の前で緊張していましたが、もう随分落ち着いて行う事ができるようになりました。児童からの質問も大体予想できるようになったのが大きいかな?当日は良い天気で、汗ばむくらい。最後に児童がカワセミを見つけてくれて、万々歳でした。
その室見川ではシロウオの簗が設置され、いよいよシロウオ漁です。カモメ達も夏羽へのお色直しが始まります。
そしてオジロトウネン、今年も来ました。昨年までは小田部小学校横だったのですが、まだ水位が高く、シギチがつける場所がありません。砂礫地にも草が繁っていてイカルチドリもこのところ姿を見せていません。ということは上流の室住団地横かなと思って先日から見ていたのですが、イカルチドリはペアで姿が見えていましたが、オジロトウネンはまだでした。今回は1羽だけしか見つけられませんでしたが、昨年のように3羽とかなると嬉しいな!しかし、何処から来るのかこのオジロトウネン?秋からこの時期までは室見川では見かけないし、渡りには早いので、近くの場所で越冬して移動してくるのだろうと思うのですが…。
 
今津ではまだヒシクイ2羽はいるようです。干潟上空を飛ぶのが見られました。ノスリはやはり田尻の上空を良く飛んでいます。先日は今津でタヒバリを狙ってみました。デジスコではなかなか上手く撮れなかったタヒバリですが、一眼で時間をかけて粘ればそこそこ撮らせてくれるのだと初めて知りました。中にはムネアカタヒバリも混じっていて、鳴き声の違いをやっと理解した次第。しかし、冬羽の白い筋の明瞭な背を草の中で見るとどきりとしてしまいます。まだ見ぬセジロタヒバリかと思って…。ホオアカもまだまだ草のうえに出てこず、かくれんぼするように草の株の陰でモソモソしていました。

ホオアカのかくれんぼ!