野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.8 No.45

2008年11月09日発行

発行:室見川の野鳥

 
冬鳥が増えて来ましたね!
ツグミもそろそろかな?

ミヤマホオジロも増えてきました。この個体は嘴がまだ少し黒いです。

今津には今年もオオハシシギがやってきました。

初めてキクイタダキのオレンジ色の羽が見られました!

週末は曇天で暗いですね。こんな季節は不思議と昔を思い出したりします。
 
木曜日に初めて小呂島へ行って来ました。福岡以外の方はあまりご存じじゃないかも知れませんが、長崎県壱岐の東側の海上にある小島で、福岡市西区となっています。ここが福岡なのに壱岐が長崎ってのは何か変と思ってしまいます。姪浜から市営渡船で1時間ちょっとの距離なのですが、宿泊設備はなく、今まで日帰りは出来ないと聞いていました。ところが、船の時間が変わったのか、火、木、土日は3時間ほど島に滞在できることが判明。それで、狭い島なので、何かいても3時間あればと思って行く事にしました。自宅からだと相ノ島でも姫島でも、港までそこそこ時間がかかりますが、小呂だと港が姪浜ですので、ものの10分もかかりません。
当然秋の渡り時期なので、これはと言うものを期待していたのですが、結果的にはコホオアカを見たくらいで、大物には出会えませんでした。しかし、アトリ、ミヤマホオジロ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、キクイタダキなど島で越冬するには多すぎる数がいたと言う事は、かなりの渡り鳥が入っているということで、ハイタカ、ハヤブサが小鳥の群を追い回していました。もしかしたら、凄い大物がいたのかも知れませんが、初めての場所だったので、ポイントがよく分からずじまいでした。
下り坂の天候の中、帰りの船に乗船する前、朝イチで見てみた港に、朝は見なかったイカルチドリやヒバリ、ホオアカが地上に降りていました。天候変化で降りたのでしょうか?そして最後にコホオアカ。時間がなくて帰らざるを得ませんでしたが、それからドドドって鳥が入ったんじゃないかと思うと、後ろ髪を引かれる思いでした。
 
今津ではオオハシシギが今年も姿を見せています。毎年1羽。同じ個体なんでしょうね。繁殖地で仲間を見つけられないんでしょうかね?
デジスコアダプターのレリーズケーブルを止めるネジ山が壊れてしまって、レリーズケーブルが上手く取り付けられず、撮影失敗ばかり…。困ったなあ?

ミヤマガラスの群れに混じってコクマルガラスも見られます。