野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.8 No.40

2008年10月05日発行

発行:室見川の野鳥

ノビタキにアリスイ!
カモメ類も増えて来ました!

秋の定番ノビタキをやっと見つけました。

ミユビシギの群れ。中央の上面が黒っぽいのが幼羽。

室見川も人工海浜でハマシギ発見。

夕暮れが早いですね。夕方になると子供達の不満そうな声が聴こえて来ます。すっかり秋になってしまって、モズの高鳴きがしみるような朝夕です。
 
いろんなところからシギチが少ないと聞きます。どうしたんでしょうね?今津も本当にすっからかん。今から稲刈なので、雨が降らないと、シギチがつく場所は減るばかりなんですが、それ以上にいません。海岸ではトウネンがまだ12羽程いましたが…。
で、ノビタキ探し。先日風の強い日に飛んで叢に入るところは見ていたのですが、探してみますが、毎年見る場所では姿がありません。と、そんな時に離れた電線に妙なシルエット。近くに寄って双眼鏡で見るとアリスイでした。渡って来たばかりなのでしょう。もっと近くで撮りたかったけれど、すぐに毘沙門山の方に飛んでロスト。
そして、ようやくノビタキ発見。農道横の畦に降りていて、なかなか気付きませんでした。ヒバリに何か混じっていないかと、チェックしていたので発見できたけれど、やはりノビタキは草や枝先に止まってくれないと…。で、写真を撮ろうとしたら、ちゃんと草の上に止まってくれました。
 
マリノアシティのミユビシギの群れですが、もういなくなったと思っていたら、まだいました。先日は姪の浜漁港側からC桟橋を見ていないと思っていたのですが、漁港から見えないB桟橋に集まっていました。桟橋上を移動する際に撮った写真で数えると78羽。冬羽の個体に幼羽も混じっています。何処で採餌しているのか知ろうとしているのですが、まだ干潟が出ている朝7時過ぎに、もう休息していたので、日出前に採餌しているのか、それとも夕刻以降に採餌しているのか?その頃はなかなか自由にならないので、未だに不明です。考えられるのは、能古の島、長垂海水浴場、生の松原、小戸公園、マリナタウン人工海浜、室見川愛宕干潟なんですが…。
 
カモメ類も増えています。オオセグロやセグロカモメの幼羽も見られました。

アリスイにも出会えました。今津毘沙門にて。