野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.7 No.29

2007年07月22日発行

発行:室見川の野鳥

梅雨明けも近い?
アオバズクの巣立ちが始まりました!
 
 

前原のS神社の巣立ち雛。この1羽だけが早かったのかな?

志摩町R神社の警戒中の雄。

前原M公園の警戒中の雄。

九州南部は梅雨明けだったのですが、北部では相変わらず雨がぱらつく日が続きます。そろそろ雨には飽きましたね。今週も出張が続いたので、鳥見は日曜日に慌ただしくアオバズクをチェックしたのみでした。
 
まあ、それでもホオジロの巣立ち雛を見かけたり、多分これが今期最後のツバメの雛を見たりと、それなりに季節感を感じることばかりでした。それにしてもセミのシーズンで、鳥の鳴き声がかき消されてしまいますね。セミの中でもヒグラシの鳴き声は大好きだったのですが、先日明け方の5時に、泊まっていた旅館の窓の外に止まって鳴き出した時には、五月蠅くてかないませんでした。
 
繁殖が危ぶまれた人工島のアジサシですが、数は多くないですが、雛が確認されているようです。
 
アオバズクはチェックは今年抱卵していると思われた4箇所のみ回ってみました。結果的には4箇所とも巣穴周辺で警戒中の雄の姿が見られたので、順調に抱卵が進んでいるようでした。その中でも前原のS神社は今年巣穴が変わったのですが、早々と雛が1羽巣立っていました。周辺に雌の姿を探したのですが、見あたらず、離れた巣穴の前には雄がまだ警戒中でした。
まあどこも今週が巣立ちの時期でしょう。可愛い雛がずらっと枝に並ぶ姿が見られるかな?

7/22
備考

室見川S神社

今年確認出来ず

室見川H神社

今年確認出来ず

今宿Y神社

♂警戒中

志摩R神社

♂警戒中

前原T神社

今年確認出来ず

前原S通り

今年1羽は確認した

前原S神社

♂警戒中、雛1羽確認

前原M公園

♂警戒中

今宿Y神社の警戒中の雄。