野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.7 No.10

2007年03月11日発行

発行:室見川の野鳥

急な寒の戻りでサブ〜!
それでも冬鳥は帰りの支度でしょうか。

ヒヨドリの嘴に黄色い花粉がついていました!

まだルリビタキは見られます。

【今週の虫】越冬を起こされたイチモンジハムシ。

先週のニュースを書いていた時には、蒸し暑くて何だと思っていたのですが、翌日からの急な寒の戻りに更に吃驚!20度近い気温差は応えますね、やっぱり。
 
一体何なのでしょうね!この気温差は。自家用車の車外気温モニタで4日日曜日の最高気温は24度。翌日早朝のモニタの最低気温は4度。あれだけ飛んでいたチョウや、葉っぱの上で動き回っていたハムシ類も、月曜以降は殆ど見られなくなりました。やりきれんでしょうなあ〜?
というところで鳥の方ですが、まだ今週ツバメを見つけていません。来ていると思うんですが、来ていたとしたら、寒さにびっくりだったと思うけど…なにせ平地でも粉雪降ったから…。
今津に行くと、カモ類はかなり数が減っていますので、北帰行が進んでいるんでしょうね。オオジュリンが芦原ではなく、低い草地に出ていたり、ムネアカタヒバリが赤くなっていたり、クロツラヘラサギやヘラサギに夏羽の飾り羽が出て来て黄色くなり始めていたりと、春の装いも進んでいるのでしょうね。ツグミ類は平地の農地や公園の芝生等で多く見られるようになっていますから、帰る前の準備は進んでいるんでしょう。
オオタカが今津で見られました。褐色が強いので2年目なのか若い個体のようですが、実を言うと幼羽以外を福岡県内で見るのは初めてでした。
ルリビタキはもういなくなっているかなと?と西油山へ行ったら、まだいました。明るいところには出てこなかったので、撮影はイマイチでしたが、これで今年最後かな?
 
【今週の虫】イチモンジハムシを室見川上流の山の樹皮下で見つけました。黒い体の中に、背中だけが黄色くて、4つの黒い丸。大きめのハムシなので存在感があります。夏はハムシを見つけてもすぐに飛んでしまうので、じっと見る事もなく、帰に求めていませんでしたから。今さらながらハムシも凄く種類が多いんだなと驚いています。
はまっているカメムシ(陸生カメムシ)はアシブトサシガメを西油山で見つけたので、念願の100種到達です。

今津でオオタカの若い個体が見られました。2年目?