野 鳥 ニ ュ ー ス

北帰行が始まったのでしょうか?

今週は鳥が撮れなかった!

Vol.7 No.08

2007年02月25日発行

発行:室見川の野鳥

マリナタウン人工海浜のハクセキレイの若い(♀?)個体。

室見川河口のカンムリカイツブリも夏羽に!

【今週の虫】ニジゴミムシダマシ発進!

今週は仕事で出かけていて、鳥の写真が全然撮れませんでした。ツルの北帰行が始まっていますが、カモ類も随分少なくなったような…。野山ではキブシの花が咲き、このまま春に突入でしょうか?
 
鳥は見ていたけど、鳥は撮れなかった一週間でした。
この冬の九州はオジロビタキが目立ったたくらいで、冬鳥自体は結果として多くなかったですね。まあ、昨年ほどではないものの、ジョウビタキは少ないし、ツグミも決して多くはなかったですね。
 
そんな中、1カットもシャッターを切っていない為、日曜日にこりゃ行かんと室見川河口に出かけました。人工海浜に着くと天気が悪いし、鳥も少ない。波もあって、カモも遠い。その上用事があって家に帰ると晴れている!なんでだ〜!
で、午後からは山へ出かけると、また曇る。マヒワの群れも来ないし、キクイタダキもいない。寒いなあと思っていたら、ようやくジョウビタキの♀が現れてくれました。ジョウビタキは3月末には北へ帰るのでお別れにじっくりと撮ろうかと思っても、暗くて、枝の混んだ場所ばかり。う〜んつまらんなあ〜!
 
2月がもう終わります。北海道に行ったのがウソみたい!本当に時間のたつのが早いですね。冬の間に撮りたかった鳥たちがいなくなる〜!困った困った!
 
【今週の虫】甲虫にゴミムシダマシ科というグループがあります。ゴミムシ自体はオサムシ科になるのですが、科の違いがまだ良く分からないのは、やはりダマシにあっているからでしょうか?昆虫の名前にはこの「ダマシ」の他に「ニセ」や「モドキ」という言葉がよく使われます。例えば「ニセゴミムシダマシモドキ」なんて訳の分からない、命名もありそうです。
このゴミムシダマシ科の地味な甲虫の中では、ニジゴミムシダマシ類は比較的綺麗な虫たちです。良く似た種が多いので、同定が難しいですが、金属光沢の体が虹色に光を放ち、へえ〜って思います。

ジョウビタキもあと少しでお別れです!