野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.7 No.05

2007年02月04日発行

発行:室見川の野鳥

初めて冬の北海道へ行って来ました!
いろいろと面白かったです!

2箇所でオオハクチョウの群れに出会いました。北海道にこんなにいるとは想像していませんでした。

ライファーのウミガラス冬羽。オロロンとは鳴かなかった!

ライファーのアラナミキンクロ。凄い顔!

1日〜3日の2泊3日で北海道へ行って来ました。初めての冬の北海道の鳥見でした。詳しくは旅行記に書きますが、初めての経験に満ちていて、楽しかったです。
 
冬の北海道は、何度も計画しては、計画倒れでした。その理由はやはり寒いこと。寒いとどうも気が進まなくなります。てなわけで、今回最も意識していたのは防寒対策と、雪道の運転でした。
ところが今年は暖冬と言うことで、結果としては全然問題ありませんでした。本当はもっと厳しいのでしょうが…それでも雪の降る中の日没後の高速道路はやはり厳しかった。肩が凝ってしまいました。防寒対策の方は、アウトドア用の下着を奮発しましたので、結果的にマイナス4度の漁港でも問題ありませんでした。風がなかったこともラッキーで、手袋を外してシャッターが切れました。それにしても千歳空港に着いた時から、建物の中の暖かいこと!逆に汗をかいてしまいました。
今回訪れたのは日高地方と千歳苫小牧周辺、それに小樽でした。本来ならば道東とかに脚を伸ばしたかったのですが、飛行機がマイレージのタダ券でしたので、思った日程が取れず、結果的に2泊3日といえども北海道滞在は50時間程度でした。そして夏とは違い北海道の日没は1時間ほど早く、また移動時間もかさみましたので、純粋に鳥見時間はかなり短かったです。
また冬の北海道は、全体的の鳥が少ないというのがありました。いるところにはいるけど、それ以外の場所ではスズメもいないと言った感じ。寒さが厳しいからでしょうね。
今回の鳥見の目的は、ワシカモメの成鳥を見て、カラ類の写真が撮れればいいかな、程度の心づもりだったのですが、計画を進めて、皆さんから情報を集めて行くに従い、どんどん欲が出てしまいました。このところライファーがないので、アラナミキンクロが出ていると聞いて、メインがアラナミキンクロになってしまいました。
まあ、無事見ることが出来たのですが、福岡では沖に小さくしか見られない、クロガモやシノリガモが近かったので、それに嬉しくなって、逆にカモメ類はおざなりになってしまいました。後でも撮れると思っていたら、結果として殆ど撮っていなくて、帰ってきてがっかりでした。

キツツキ類を見ると興奮します。アカゲラも2箇所で見られました。