野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.7 No.04

2007年01月21日発行

発行:室見川の野鳥

鹿児島でattoさんと鳥見しました!
ムクドリ三昧とはならず…!

夕方のやっとホシムクだけには出会うことが出来ました。

出水と言えばツル。田圃で採餌するナベヅル一家。

【今週の虫】紫色光沢の綺麗なツマジロカメムシ。

月曜日に久し振りに鹿児島へ遠征しました。attoさんの案内で駆け足の鳥見でした。皆さんお世話になりました!
 
今回の鹿児島行きはムクドリ三昧を目指してのことでした。まだ見ぬバラムクドリに、未だ撮れないギンムクドリ、ホシムクドリは100羽もいるとか。ということで、期待が高まっていたのですが、日程と天候があわず、なかなか行けなかったのです。ところが、私が行く4〜5日前からムクドリたちの姿が見えないとのこと。ありゃりゃ!
attoさんが一生懸命探してくれましたが、結局見られたのは10羽もいないホシムクだけでした。う〜ん残念、ムクドリ自体の数も少なかったので、どこかへ移動してしまったのでしょう。餌の切れ目が縁の切れ目なんでしょうか?
それにしても、出水に行ったのに結局西も東も干拓に寄りませんでした。こんなことは初めてです。ナベヅルとマナヅルは見られましたけどね。
 
糸島半島東部から博多湾を見ていたら、オオハム類、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリが沢山浮かんでいました。そんな中、志賀島方面から海面すれすれを小さな水鳥が真っ直ぐ飛んでいくのが見えました。ウミスズメ類です。毘沙門山北側に降りたようだったので急いで確認に行きましたが、残念ながら見つからず。カンムリウミスズメだったら良かったのですが。
先週号で今津のオオハクチョウは人工島に入ったと書きましたが、人工島の個体は別個体でした。まだ今津にいるようです。
 
室見川のアメリカヒドリもまだ滞在中。もう少し換羽して綺麗になってくれるまでいてくれたらと思っています。小田部小学校横でもイカルチドリが良く鳴いています。繁殖期になるのでしょう。早々と夏羽の姿を見せています。
 
【今週の虫】カメムシ類には結構綺麗な奴がいます。キンカメムシ類が代表ですが、杉の樹皮下で見つけたツマジロカメムシが思ったより綺麗で吃驚。金属光沢の紫色が素敵です。青藍色に輝くルリクチブチカメムシと今のところ双璧です。

今年はオジロビタキの当たり年。ヨーロッパの亜種は胸までオレンジの斑があります。