野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.6 No.49

2006年12月03日発行

発行:室見川の野鳥

流石12月寒くなってきました!
鳥見の忘年会もありました。

自宅前の柿の木の残った実を啄むウグイス。

室見川中流で休むカワウ。

【今週の虫】体長約2mmのコミドリチビトビカスミカメ。

12月の声を聞いた途端、にわかに寒くなりました。福岡国際マラソンも寒い中開催されました。う〜ん今週も鳥を撮っていませんね〜!
 
朝の最低気温が10度を下回るようになりました。流石冬ですね。でも室見川で唯カモメはまだ見ていません。どうしたんでしょうね?
最近は鳥は殆どデジ一眼で撮って、デジスコはあまりしなくなりました。デジカメ(CoolPix7900)を虫の撮影用に使ったりしていたので、デジカメアダプタから外していたんですが、いざデジスコとなった時に慌ててアダプタに取り付ける為でしょうか、どうも光軸が上手く合わなくなりました。虫撮り用にはCoolPix4500を復活させたので、7900はデジカメアダプタに付け放しにしておくことに決めました。
それにしてもデジ一眼で動き回る小鳥を撮ったら、本当にストレスがないですね。いやはや流石というものでした。
 
昨、土曜日の夜は鳥見の忘年会でした。賑やかに歓談して、二次会を散会したのが1時過ぎでした。ということで飲み過ぎた為に、今日はきつくて、マラソンの応援に行かずじまいでした。
 
【今週の虫】室見川の河原のセイタカアワダチソウの黄色い花はまだ咲いていますが、そこに今はウスモンミドリカスミカメやブチヒゲナガカメムシ等が多く着いています。これらも4〜6mm位で結構小さいのですが、よく見ると肉眼でちゃんと分かります。ところがあるところで花房を触ったら、小さい虫が飛び出しました。形はウスモンミドリに似ているのですが、約2mmで、花の中に潜り込んでいる為、外からはいることすら分かりません。調べたらコミドリチビトビカスミカメと言う名前のカメムシで、1本の花房をビニール袋で覆って、揺すって採ってみたら、10匹前後も潜り込んでいました。
このように今成虫に脱皮して、花に群がっているカメムシ達はこのまま冬を越すのか、卵で越冬するのかのどちらかでしょうが、12月の寒空の元交尾しているカメムシを見ると、今回も虫=夏のイメージを覆されてしまいました。

あっさりとデジ一眼で撮ったエナガ。デジスコでは死にものぐるいで撮っていたのに…。