野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.6 No.42

2006年10月15日発行

発行:室見川の野鳥

室見川でもカモ類が増えてきました!
シロハラも見られ出しました!

室見川で見られたヒドリガモの群れ。まだまだエクリプスばかりです。

セグロカモメは冬羽に変身中!

【今週の虫】オオホシカメムシとヒメホシカメムシ。

今週もまったくの晴天続き。雨の降る気配がありません。で、どんどん季節が過ぎ去っていくようで…。その割には鳥は多くないような…。
 
今津にマガンが入ったと聞いて、翌日に行きましたが残念見つけることが出来ませんでした。朝のうちはいたそうなので、見つけ方が悪かったのか…。このところいつもそんな感じ。セイタカシギとホウロクシギ、ツルシギが見られましたが、全部遠くて、写真を撮る気になれず。このところいつもこんな感じ。鳥は見ているけど、写真に撮りたいと思える状況にない、ということです。
 
カモ類が増えてきました。今津ではコガモやオナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ等が群れていますが、室見川でも愛宕にはヒドリガモにオナガガモが、曲淵ダムにはオシドリの姿が見られました。この時期は雄はエクリプスですし、幼羽〜第1回冬羽の個体もいるわけで、何がなにやら分からない状態です。勉強にはいい時期なんですけどね。
農地などではノビタキが見られますが、少ないですね。西公園や愛宕山ではシロハラが見られました。この時期のシロハラは暗い林の木の枝から枝へ飛ぶので、ゆっくり見られませんね。
そうそう、初めてヒヨドリの群が海上を渡ってくるのを見ました。凄い数の群れでした。四国の方から北九州の方へ渡って来ているのでしょうが、見ていたスコープの視野いっぱいにヒヨドリでした。
 
【今週の虫】当然昆虫の同定には昆虫図鑑を使用するのですが、どうしても慣れ親しんだ野鳥図鑑といろいろ比べてしまいます。野鳥は種類も少ないですから、日本産野鳥全種を掲載出来るし、それなりの写真やイラスト、識別点、見られる時期などの情報も満載です。それに比べると、昆虫は人気のクワガタ類などは詳細な図鑑が出回っていますが…。写真のカメムシ2種は図鑑ではいつも並べて同サイズで掲載されています。実際は写真のように、かなり大きさに差があります。

室見川にオナガガモも入っていました。上は♂エクリプス。