野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.6 No.41

2006年10月08日発行

発行:室見川の野鳥

晴天、強風
う〜ん、鳥が少ないですね!

室見川で見られたモンゴルカモメ1S〜2Wの個体。

強風の中でダイシャクシギもブレブレ!

【今週の虫】クモの仲間。

晴天が続いて、凄い強風の日々が。なんか11月になった気分でした。カモメとカモは増えていますが、なんか鳥が少ないと感じてしまう日々でした。
 
今津の休耕田は水がなくて、シギチが入る余地がない為、寂しい限りです。用地周辺や河口干潟でどうにかトウネンやハマシギなどを見つけましたが、シギチも一段落でしょうか。
カモの方は日に日に数が増えているようで、オナガガモやコガモが30羽以上見られました。ハシビロガモも姿を見せています。写真を撮ろうとしたらばっと飛ばれてしまって、撮る気が失せてしまい、結局カモ類は1カットも撮りませんでした。あとはタヒバリ類を狙ったのですが、ヒバリも昨秋に比べて少ないような…。
 
室見川では堰を開けていたせいで一時小田部小学校横に大きな砂州が出来ていました。そこに最大で400羽程のカモメ類が体を洗い、羽繕いする為に集まっていました。殆どがウミネコで、セグロカモメが20羽程。セグロカモメは脚の黄色いタイプが多いのですが、背の色はやっぱりセグロカモメでした。そんな中で1羽モンゴルカモメの第1回夏羽から第2回冬羽と思われる個体が見つかりました。また、クロハラアジサシの夏羽〜冬羽の個体が1羽。写真を撮る事が出来なかったのが悔しいのですが、室見川初認でした。ウミネコの若い個体が、棒切れをくわえては飛び、水面に落としては、拾うという行動をしていました。餌取りの練習でしょうかね?
 
【今週の虫】虫を撮りだして、クモを以前より良く見るようになりました。たまに綺麗なクモを見ると写真を撮りますが、今回は目が点になりました。最初エノコログサに枯葉がついているのかなと思っていましたが、動くようでしたので、蛾かな?と近寄ったところ、私には何とオレンジ色の恵比須様の顔が見えてしまったのです。何だこれ?と思って写真に撮りました。
この写真では宇宙人が手を頭の上にあげて、しゃがんでいるようにも見えますね。まだ種名を調べていませんが、まあ、へんなクモですね。

室見川で見られたセグロカモメの半数近くが脚が黄色でした。