野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.6 No.37

2006年09月10日発行

発行:室見川の野鳥

ぐずついて、ぐっと涼しくなりました。
シギチはそこそこ入っています!

キリアイ幼羽。今回はそこそこ撮れました。

ダイゼン夏羽は今津では珍しいです。

今津ではシマアジも見られました。

残暑で暑い!と言いたいところなのですが、ぐずついた天気で、晴れ間も少なく、もうすっかり秋の気分です。又ぶり返すんでしょうけどね。
 
シギチもですが、渡りの小鳥も気になって室見川の公園をまわってみましたが、山で見られているヒタキ類はまだ見つかりませんでした。毛虫はうじょうじょう発生しているのでトケン類が寄ってくれないかなと思っています。
 
今津の方ですが、トウネンは相変わらず小群がいくつか見られていますが、殆ど幼羽です。ヨロネンを探しているんですけど、見つかりません。それから先週も愚痴っていたキリアイをまた撮る機会がありました。近くまで来てくれたので良かったのですが、デジスコでは全くの無視で餌採りに夢中で絵にならず。かなり近くに来たので一眼でも撮ったのですが、あのカシャカシャというシャッター音に反応して、警戒して立ち止まってくれました。撮影には良いのですがね…、まあ、それも最初だけ、すぐに音を無視して餌を取り出しました。
先週の日曜日から見られていたようですが、ダイゼン夏羽が今津に入っていました。冬羽は今津でも見られますし、和白の方では小群で越冬していますが、博多湾で夏羽を見るたことは記憶にありません。有明などでは大量のダイゼン夏羽が見られるのですけどね。残念ながらちょっと距離がありすぎます。強風曇天でイマイチだったのですが、どうにか夏羽が撮れて嬉しかったです。
オオソリハシシギの幼鳥も見られました。4羽の群れだったのですが、以前目の前でハヤブサにオオソリハシシギの幼鳥がやられた時のことを思い出してしまいました。あの残った1羽はまだ生きているでしょうか?
 
シギチ以外ではシマアジが7羽ほど姿を見せています。♂もエクリプスで地味なため、見落としがちですね。
それからツメナガセキレイが入っていました。「ビジュビジュ」という鳴き声で飛んでいくところを気付きました。幼鳥でした。写真にはちょっと無理でした。来週のチャレンジです!

オオソリハシシギ幼羽が近くまで来てくれました。