野 鳥 ニ ュ ー ス
Vol.6 No.30

2006年07月24日発行

発行:室見川の野鳥

梅雨明けはいつになる事やら!
ウミネコが多く見られるようになりました!

室見川愛宕の水道橋に休憩するウミネコの群れ。

室見川のアオバズク♂。この位置はなかなか見えません。

連日の豪雨で沢山被害が出ています。梅雨前線が居座ってしまって、渡りなどまだまだって気がします。
 
しかし降りますね。鳥見という感じになりません。
ウミネコは若い非繁殖個体は博多湾周辺にずっといましたが、今月初めから繁殖の終わったと思われる成鳥の姿がぽつぽつ見えていました。繁殖場所の近いところの個体なんでしょう。金曜日に室見川河口近くの愛宕で見える範囲の数を数えたら353羽いました。当然もっと河口側や、上流側、湾内まで含めると凄い数いるんでしょうが。このウミネコは11月くらいをピークに冬にはその数が減ります。多分もっと南に渡って行くんでしょう。12〜2月くらいは他のカモメ類も増えるので100羽前後しか室見川では見ません。以前利尻島でウイングタグを付けられた個体がいましたので、その時期のウミネコは北から渡ってきた個体が多いのかも知れません。
室見川のアオバズク。まだ巣立ちません。雨の中の巣立ちはやっぱりリスクが多すぎますよね。

ウミネコ幼羽。今年生まれのフレッシュマン?。