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ムギマキ♀は枝被り。
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メジロもカラスザンショウの実が大好き。
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- 今週は山の鳥を狙ってみました。と言うのも冬鳥が少ない、少ないと言っていたのに、突然ムギマキがいろんな場所で見られはじめたからです。どうなっているんでしょう?
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- この冬はこのニュースでも何度も書いていますが、とにかく冬鳥が少なくて、本来ならばどこでも見られるはずのツグミが全然見られないという声を多く聞きましたし、私も実感しています。
- このツグミですがこのところ少しではありますが、平地でも見られるようになってきていて、室見川では西部運動公園で5羽ほど見られます。しかし山でも西油山中央公園にはいないし、今津周辺の農耕地でも見られません。自宅周辺ではこのところ1羽姿を見かけます。というように全く平年とは違う冬です。
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- そんな中でムギマキ発見の声がチラホラ上がりはじめました。ムギマキと言えば、キビタキに仲間で春秋日本を通過する旅鳥で、数は多くありません。春見られることは少なく、秋カラスザンショウの実に集まるところが時折見られるだけです。
- 昨期は颱風の影響で福岡より北側の地域で山の実が落ちた為、イノシシやサルの被害が多く報道されていましたが、渡り鳥も影響を受けたのか、例年より早く渡ってきて、カラスザンショウなどに多くの渡り鳥が群れる姿が見られました。それで昨期はムギマキも多く姿を見ることが出来たのですが、今期は10月になっても、山のカラスザンショウに渡り鳥が集まらず、昨期とはうってかわった寂しい秋でした。
- それが1月になってからムギマキを見たとの連絡が入り出して吃驚。あるところでは10数羽の群れだったとか。福岡やもっと北の高いところにいたのか、はたまた今になって渡ってきたのか、どちらかは判然としませんが、このまま日本で越冬して、4月になると大陸に渡っていくのでしょうか。それまではこのきれいな山鳥を楽しみたいと思います。
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- 今週末は月曜日まで家を空けるため、野鳥ニュースは早々の更新となりました。あしからず。
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