野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.6 No.06

2006年02月06日発行

発行:室見川の野鳥

カササギが巣作りを始めたようです!

寒さの峠は越えたかな?

今津のカササギ。別のペアは素材に木の枝を運んでいました。

室見川愛宕に入っていたホオジロガモ♀。

マリナタウンのビンズイ。この冬初見。

シロチトリに囲まれたユキホオジロ。

今週も殆ど鳥見無しでした。風邪ひいた事もあるけど…イマイチ気分が乗りません。写真を撮ってもイマイチピントが来ないし、ノっていないですね〜!
 
土曜日は久しぶりに未明に雪が積もりました。流石に朝起きたら路面等には雪はなかったですが、お昼前迄車の上には積もっていましたので、次男と雪合戦をしました。今年の冬は寒い寒いと言っている割には、福岡の平地での積雪は殆どありませんでしたので、雪合戦はこの冬初めてでした。
 
あまりに鳥見していないので、水曜日の朝妻を送ったあと、人工海浜へ。ウミアイサやハジロカイツブリはいるけどシギチの姿は無し。フェリーが見えたので、船着き場迄歩く事に。チケット買って時刻表を見ると、出たばかりだったので、40分も待たなきゃいけないはめに。空はどんどん曇ってきて、フェリーが着いた時はポツリと。雨具もないので、どうしようかと悩みながら、結局10分の船旅へ。
ユキホオジロ見は私と北九州の御夫妻だけで、静かなもんでした。雨は降らなかったのですが、風は強くて寒い。それなのにユキホオジロは風のある場所に積極的に出ていて、風避けはあまりしない感じでした。そういった環境に慣れているんでしょうね。
そうしているうちに急に晴れて来て、ユキホオジロもちょっと飛んで水たまり横へ止まりました。水浴びするかと思いましたが、水飲みしただけ。その後、鳴きながら離れたところ飛んで、砂浜の打ち上げられた芥に混じって休んでいたシロチドリの群れに合流。こんなツーショットは北海道ではなかろうと思いました。このユキホオジロは、何となくあの場所に馴染んでいますね。春迄いそうですね。
 
室見川では愛宕でホオジロガモの♀1羽が見られました。以前も♀個体は見た事がありましたが、たまに入って来るようです。海ガモ類が入る時は大抵満ち潮時で、これまでにビロードキンクロ♂若、♀やクロガモ♀も観察できました。シノリガモはまだなのですが、昨年末対馬の川で見たので、室見川でもあってもよさそうだと考えているんですけど…。
マリナタウンでビンズイをやっと見ました。人工海浜沿いの林なんですが、毎冬メジロやシロハラ、カワラヒワ、ウグイスなどは当たり前に見られて、マヒワの群れがいついた冬もあったのですが、ヒヨドリの声さえ稀な冬ですので、今週迄ビンズイを見ていませんでした。本当に寂しい冬です。
 
日曜日には今津の田圃をざっと見たのですが、マガン12羽から15羽へと増えていた位でした。ヒシクイやカリガネが混じってくれるとウハウハもんなのですが…。それにしてもこの時期に15羽もマガンがいるのは初めての経験です。あまり広範囲には移動せずに、草の実を食べているようです。ミコアイサはまだ2羽ともいました。ミコアイサは今年結構多いのではないでしょうか?
それにしてもホオジロ類が少ないですね。ホオアカがいる草地で粘りましたが、いい場所に出てくれません。天気は良かったんですが…。
カササギが木の枝をくわえて飛んでいく姿をよく見るようになりました。巣作りが始まっているようです。

今津のマガンは12羽から15羽に増えていました。