野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.6 No.04

2006年01月22日発行

発行:室見川の野鳥

この冬は異常に鳥が少ないのに!

猛禽、珍鳥が多いですね!

今津のコミミズク。今年の個体は人目を怖がらず悠々としています。

今津のハヤブサ。あくびでもないでしょうが、じっと止まっていました。

ルリビタキ♂若鳥。サービス満点でした。

天気予報がイマイチですね。雨や雪の予報で全然降らなかったり…。ということで、遠出は避けたんですが、日曜日は良い天気になってしまって、悔しかった〜!
 
何処に行っても小鳥が少ないですね。特にツグミは西部運動公園で3羽、今津で2羽見たきりです。毎年いるところに全く姿無しで、珍鳥になりそうです!山口ではマミチャジナイがツグミより多いとか。う〜ん異常ですね。室見川を歩いていて、アオジが数羽どうにか確認出来るくらいです。芦原もがらんとしています。
 
その代わりに多いのが猛禽類。オオノスリの情報がこんなに多い年は初めてです。室見川、今津でもノスリ、ハイタカ、ハヤブサ、コチョウゲンボウと見られていて、ここのところコミミズクもよく見られています。
今週コミミズクがカラスに追われて、私の車の横に5mの田圃に降りました。それから2時間。お昼になり私が帰るまでずっと同じ場所にいて、時折眠そうな目をこちらに向けるだけでした。昼間は草むらに隠れて休んでいると思っていたのですが、田圃の土の上にじっとしていることもあるんですね。初めての経験でした。
 
さて、この異常な天候が功を奏しているのか、珍鳥情報が続きます。福岡でもタカサゴモズに続いてユキホオジロが。ユキホオジロは昨年11月に対馬迄見に行った鳥でした。冗談では福岡にも飛んでくるよと言っていましたが、まさか!でした。福岡2回目の記録のようです。2羽いた対馬の個体の1羽が渡ってきたのかなと思いましたが、別個体のようでした。
この週末このユキホオジロで賑わいましたが、いつも思います。最初に見つけた人は凄いって!野鳥の会福岡支部の方の、調査時に見つかったものらしいのですが、細かくチェックされているから発見出来たのでしょう。自分ももっと観察眼を磨かなくてはと思いました。

福岡でも見られたユキホオジロ♀第1回冬羽?