野 鳥 ニ ュ ー ス

 

Vol.5 No.49

2005年12月04日発行

発行:室見川の野鳥

 

対馬でユキホオジロを!

小田部小学校で2年生に鳥の話!

白くて可愛いユキホオジロ。

今季初認のカワアイサ♀。

こちらは今津のウミアイサ♀。

寒い寒い週末になりました。福岡国際マラソンも、結局沿道での応援はしませんでした。急激に寒波が来た感じ。これで冬鳥が増えないと、あまりにも寂しすぎます。
 
先週の忘年会以降なんかついていなかったので、気分転換と言うことで、エイヤッと対馬へ飛びました。
通信使さんが車を出してくれたので、1番の飛行機で対馬へ飛んで、自宅を出てから約2時間半でユキホオジロポイントへ。その上着いたらすぐに2羽見られるラッキーさ。天気は良いしラクチンで鳥見が出来ました。通信使さんありがとうございました。
ユキホオジロはミヤマガラスの群れを警戒していたので、いったん飛びましたが、再び分戻ってきてじっくり姿を見せてくれました。いい気になって写真を撮っていたんですが、斜光と言うこともあったのか、思ったより良い写真がなくて後でがっかりでした。
対馬ではシノリガモ♂が間近で見られましたし、カワアイア♀の姿もこの冬始めてみることが出来ました。
ユキホオジロはなんと与那国の方も出ているようですが、9月の今津のツメナガホオジロといい、北の小鳥がチラホラ姿を見せているのに、普通の冬鳥が姿を見せない変な冬が進行しています。
ホオジロ類は殆ど姿を見せませんし、ツグミ類は最悪です。ジョウビタキも例年より少ないようですし、ルリビも同様です。カモ類もやはり海ガモ類が少ないようで、まだホオジロガモ、スズガモを見ていません。
この寒さを契機にドドドってやってこないかな〜?
 
金曜日は小田部小学校の2年生に、生活科の授業で鳥の名人ということで話をしました。次男の学年なので、ちょっとプレッシャーもあったのですが、事前に取った質問に答える形にしたところ、話が難しくなって、興味のない子には辛かったかな?やはり、話は「へえ〜」ではなくて、「ワクワク」じゃなくっちゃいけなかったなと反省しかりでした。

今まで見た中で一番近かったシノリガモ♂。