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今週は2度も畦でぼうっとするヒクイナを見ました。
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セイタカは抜けてもすぐに入る感じです。
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- 早くも9月です。シギチの渡りの全盛期、ワシタカの渡り、小鳥たちの渡り、そしてカモメ、カモ達冬鳥の到来と続く鳥見シーズンの幕開けです。福岡は雨もなく、所々早稲の刈り取りの終わった田圃は乾いていっています。そして、渡ってくるシギチも少な目の週でした。
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- 先週末まではキリアイやオバシギ、コオバシギもいたんですが、天気がよいので渡ってこないのか、それとももっと南へ渡ったのか、今津のシギチは少な目でした。
- それでもずっとヒバリシギはいるし、タカブシギやソリハシシギ、アオアシは健在です。
- しかし今年はシャクシギ系統が少ないです。日曜日にはチュウシャク1羽が見られたくらい。ウズラシギも8月になって見かけていません。そしてクロツラがいません。どこに行ってるんでしょうね。繁殖していない若鳥が結構ぶらぶらしているんですけどね。6月下旬以降今津で見ていません。
- そんな中でセイタカシギはこのところ続けてきています。8月上旬から1週間以上♀個体がいましたし、今週は♀個体の若い奴、その後は♂が2羽と、抜けてもすぐ入る状態です。確かに乾燥してしまった休耕田は多いですが、水位のあるところも結構あるので、居着きやすいのかも知れません。
- そしてこのところジシギを見かけることが多くなりました。タシギがかなりの数来ているようで、えらく早いなと言う気がします。その上、畦なんかに隠れていたりするので、他のジシギとの識別に苦労します。タシギはちゃんと水の中にいてくれよ〜!と思います。
- そういうことで識別は大変なんですが、このところハリオらしい個体は見ていません。チュウジぽいんだけどな〜と思う個体がチラホラ。しかし一度も尾羽を広げているところには遭遇出来ていません。
- タシギ以外の識別は、やはり尾羽の形状を確認しなければ確かなことは言えないでしょう。いろいろ識別の議論がありますが、バンダー経験がない限り、図鑑などに頼らざるをえません。しかし、その資料の信憑性に疑問符がついているものも多くあるようで…。難しい限りです。
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