野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.5 No.34

2005年08月22日発行

発行:室見川の野鳥

 

家族旅行で沖縄でした!
ozokさんに案内していただきました!

今回はずっと良い声を聞くことが出来たシロガシラ。

ミフウズラの幼鳥。どうにか映っていました。

逃げ足の早いシロハラクイナです。

チュウジと思ったんでエスが、ハリオかな?金武で。

3度目の家族沖縄旅行でした。次男が生まれてグアム、サイパン、八重山、沖縄、奄美、沖縄、沖縄とほぼ夏は南の島です。今回はozokさんに南部の探鳥地に連れて行ってもらい、家族は別行動という、今までにないスタイルも取りました。エイサーも見たし、今帰仁城にも行ったし、家族も満足したようでした。
 
到着日に糸満でozokさんと奥さんと待ち合わせして、南部の探鳥地を紹介していただきました。珊瑚礁の磯と言うか、そういったところで多くのシギチが餌を取っている姿はやはり南の島だなって思いました。奄美の空港北側の海岸も同様でしたが…。
そんなところにヒバリシギやトウネン、ムナグロがいるのはやはり違和感がありますね。特にムナグロは。潮の時間が悪くてあまり近くなかったのですが、ぼうっと見ていると楽しいだろうなと思いました。アジサシもコアジサシ、エリグロアジサシ、ベニアジサシと3種も見られたし。
その後雷雨となって、場所を移動。撮れていないミフウズラのポイントへ。車の前を結構通りますが、デジスコではどうしようもありません。パイン屑などを捨ててある場所に3〜4羽の姿があり、雨の止むのを待ってどうにか撮影しましたが、幼鳥でした。
ジシギポイントでチュウジかなと思える個体もおり、最後はリュウキュウヨシゴイが川原で全身をさらしていました。撮影チャンスと胸が高鳴りましたが、岸辺の草木が邪魔になり、そのうちにトコトコと移動され、つんと擬態されてしまいました。結局その後も飛んでいるところを見ただけで、今回も横姿は撮れませんでした。
2日目は早朝から1人で金武へ向かいました。起きたらアカショウビンがまだ鳴いていました。金武では田植え中の水田を見て回りました。ここもヒバリシギが多いです。こんな多量のヒバリシギを見たのは初めてです。タカブに負けていませんでした。アカアシシギやセイタカシギも見ることが出来たし、リュウキュウヒクイナやシロハラクイナも。しかしバンは幼鳥もいるので凄い数です。
3日目は1人で早朝恩納村の近場を見て、スズメと一緒に行動しているセキセイインコに吃驚。その後家族とヤンバル方面を廻り、道路に降りたアカヒゲを見たり、ノグチゲラの鳴き声を聞いたりしました。喜如嘉は水のあるところが少なく、他の方が撮影中だったので、さっと流して帰りました。タカブとバンくらいしか見えませんでした。
その後塩屋大橋のところでベニアジサシとエリグロアジサシをみる事が出来ました。
最終日はレンタカーを返す前に寄った三角池でクロツラヘラサギ若1とセイタカシギ5、トウネンやウズラシギなどが見ることが出来ました。スコープは荷造りしていたので、双眼鏡だけでの鳥見。それも家族で回し見だったので、かなり落としていると思います。シギチが見渡せて家族には好評だったのですが、暑すぎました。どどどっと汗がしたたり落ちて、そうそうに車へ退却でした。
家族旅行ですから、どうしても時間に制約があり、尚かつ家族の行動も考えなければならないので、鳥見的にはこんなものです。写真もイマイチでしたが、シロガシラはゆっくり撮ることが出来ました。

リュウキュウヨシゴイの横姿は今回も撮れませんでした。擬態してるんでしょうね。