野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.5 No.33

2005年08月14日発行

発行:室見川の野鳥

 

今津にセイタカシギなど!
でも抜けるのも早いです!

コアオアシシギ幼羽。なかなか寄ってくれませんでした。

クロサギが今津の河口干潟にはいるのは珍しいです。

今週ずっといるセイタカシギ♀。

ヒバリシギ夏羽から換羽中かな?

連日30度を超える暑い日が続きます。雨降ってくれ〜!と思うほどで、休耕田も干上がり気味です。
今週はずっと今津のシギチを追っていました。
 
今年の今津は午前中逆光の休耕田が多くて、3時頃から出動していました。アオアシ、ソリハシ、イソシギ、コチドリの他にはタカブシギ、コアオアシシギ、トウネン、ヒバリシギ、ムナグロ、セイタカシギが見られました。幼羽の個体も見られるようになりましたので、やはり今からが本番でしょう。しかし抜けるのが早い〜!
コアオアシシギは月火の2日見られました。1羽は幼羽でもう1羽は冬羽に換羽中の成鳥のようでした。奥行きのある休耕田の半ばから奥側ばかりで採餌して、ちっとも寄ってくれませんでした。大好きな鳥なので、じっくり見たくて、夕方随分粘ったんですけど。
トウネン8羽の群れは、火曜日一日だけだったようです。全て成鳥で殆ど赤みのまだのこっているのから、白っぽくなっているものまで、いろいろ見られて良かったです。餌採りに夢中だったので、降りたったばかりっで、またその夜渡っていったのかも知れません。
このところSwarovskiの固定デジスコシステムを使用していて、CoolPix7900に1GBのメディアを使っています。連写が出来るので、調子に乗ってどうしても撮影カット数が増えます!すぐに2〜300カットになって…。ちょろちょろするトウネンなどはパーンしながら、連写です。たまに当たります。後の整理が大変ですが、結構このカシャカシャカシャが気に入っています。Swarovskiの青かぶり系の発色と、7900の液晶の醜さが解消されると、もっと楽しめるんですが。
それでヒバリシギの幼羽が4〜5mの距離だった時、連写連写をしすぎて、メディアに書き込む時間がかかり、シャッターが切れないことがありました。AFも合焦しなかったのは、撮れないからのエラー表示だったんでしょうか。初めての経験でした。ヒバリシギはかなり擦れた夏羽から、冬羽が出ているのかな?と思う奴に幼羽と楽しめましたが、寄らない奴が多かったです。
ムナグロは成鳥ばかりでしたが、これまた羽衣は様々。殆ど夏羽から、殆ど冬羽まで。春に見る時もそうですが、群れで動いているのにいつも羽衣はバラバラです。換羽時期が長いんでしょう。ムナグロもすぐに姿が見えなくなって、抜けたのか、どこか草地に潜っているのか…。
タカブシギにも幼羽が1羽見られました。あとは殆どが擦れた夏羽ですが、はっきり肩羽に冬羽が出ている個体も見られました。
セイタカシギ♀は月曜日から土曜日まで(今日は見に行っていない)ずっと同じ休耕田。他のシギチもこのように同じところに長逗留していただけると、探す方には大助かりなんですけど…。
今津の瑞梅寺川河口干潟にはサギばかりで、今のところ面白くないです。クロツラも入っていないし、しかし月曜日には珍しくクロサギが入っていました。カラシラなら良かったんですが…。
 
18日から家族で沖縄旅行です。金武とかには行くつもりです。何が見られるかな?

8羽の群れで休耕田で餌採りしていたトウネン。夏羽の赤みが大分薄れてきています。