野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.5 No.31

2005年07月31日発行

発行:室見川の野鳥

 

室見川でもチュウシャクの群れ
少しずつシギチが来ています!

室見川愛宕のチュウシャクシギの群れ。

稲田が好きな?ホウロクシギ。

ウズラシギがタカブシギと一緒に見られました。

傘マークなのに、福岡市周辺だけ降らないような、ムシムシする天気が続きましたが、日曜の未明は激しい雷雨でした。今津の休耕田などはどこも水があって、シギチには良さそうなんですが、思ったようには入ってくれません。
 
室見川でも渡りの時期は愛宕の方で、キアシシギやチュウシャクシギなどが見られるのですが、今年はまだキアシを見ていません。チュウシャクシギは最大7羽の小群で見られました。全て成鳥のようでした。以前は30羽以上の群れも室見大橋の真下に見えていたことがありました。午後からの方が光が良い場所ですが、結構近くて見やすい場所です。
 
今津の方は河口干潟でアオアシシギが7羽、ソリハシシギが4羽まで増えていました。今年は今のところクロツラがいませんから、河口干潟の寂しいこと!カラシラサギが入っていないかと結構サギも見ているんですが…収穫ないですね。
周辺農耕地の蓮田、休耕田は心配したようにカラカラにはなっていないんですが、なかなか入ってくれません。
コチドリやハクセキレイの姿を見かけるくらいです。昨年は7月中にトウネンの小群が入ったんですけどね。
まあ、これからなんでしょう。
日曜日には工場裏の休耕田で、タカブ4+とウズラシギが見られました。道路から離れた位置で、草陰に隠れるようにしているので、なかなか見つかりませんでした。
また、先日同所近くで、頭だけ稲の中から出していたシャクシギの正体は、やはりホウロクシギでした。干潟が出ていても、田んぼの畦が好きなようでした。
どうもこの秋は工場裏が面白いのではないかと、密かに思っております。
 
このところ新デジスコシステムで撮っていますが、車の中からは安定して撮影するには三脚雲台が高すぎて、アングル型のスコープに着けたデジカメのモニターが見えないという問題があります。この点CoolPix990とかのスイバル方式は良かったんですが。なんか考えないと!

このところ目立つコチドリの幼羽。