野 鳥 ニ ュ ー ス

 
 
空梅雨一転雨雨雨!
Vol.5 No.28
晴れても坊主の日々ばかり…!
2005年07月10日発行

発行:室見川の野鳥

 

コアジサシの繁殖状況を見てきました。

ゴイサギの姿が室見川でもよく見られるようになりました。

アオバズクの雛もあと半月ほどで見られるでしょう。

空梅雨だった6月が嘘のように、毎日雨が降っています。雨雲の切れ間を狙って鳥見にいても坊主ばかり。2度も続くとちょっと嫌気が…。蝉が鳴き出しました。ワシワシ(クマゼミ)も鳴き出していますので、小鳥の声がかき消され気味。
 
天気予報を睨んで、サンコウチョウやツミ、ヒガラなどを撮りに行ったのですが、姿は見られても結局一枚も撮れませんでした。残念!
博多湾で繁殖するコアジサシは、雛が孵っていると聞いていましたが、求愛給餌する個体もいて、再度営巣するのかな?って思いました。もう少し近かったら頻繁に観察に行きたいのですが…。しかし、アジサシ類はカモメ類より小さい上にスマートなので格好いいなって思いますね。
 
日曜日には対馬の通信使さんが、福岡に来られていたので、アオバズクが未見と言うことだったので、アオバズクチェックにお誘いしました。天気は曇りで、時々小雨。室見川から前原市の3カ所をチェックしました。先日♀が出ていたS通りは1羽しか見られなかったのですが、M公園も♀が出ていてたので抱卵は終わったようです。室見川のH神社はまだでした。
その後ヤマセミ、カワガラスなど対馬で見られない鳥を探しに行きましたが、お昼時分だったので、流石に姿はありませんでした。
最後に室見川のサギコロニーへ。アオサギは随分数が減っていました。その分室見川で餌撮るアオサギの姿を多く見るようになって来ています。コロニーにいたダイサギも殆どが嘴の黄色い冬羽になっていました。チュウサギも先端だけが黒い冬羽でした。アマサギは2個体抱卵していましたが、まだオレンジ色の夏羽でした。しかし今津などでは冬場の個体は増えています。ゴイサギは足がピンク色の婚姻色に染まった個体がまだ見られて、個体数も多かったので、まだまだ繁殖するのかなと思われました。
 
室見川でカワセミを見つけて鳥見を始めた7月9日が過ぎました。鳥見6年目突入です!

アマサギの冬羽が多くなってきました。