野 鳥 ニ ュ ー ス

Vol.5 No.27

2005年06月30日発行

発行:室見川の野鳥

 

4度目の鳥見北海道!
今回は濃霧に強風のオホーツクでした!

サロベツのツメナガセキレイ。雛に運ぶ餌をくわえています。

ベニマシコ雄に夏羽はより赤かった!
というような、アバウトなスケジュールだったんですが、まあ斜里までは行かなかったし、強風のため朝日岳にも登れなかったりしましたが、まあ予定通りに廻ってきました。
で、今回の問題は天候でした。今回の3日目のオホーツク沿岸の濃霧にはまいりました。あとは風。旭岳のロープウェイ乗り場から6時の始発に乗るべく待っていたら、頂上駅付近は風速18mの強風でロープウェイは運休。山の上は雲が凄い早さで動いているのが分かり、霧に包まれてしまっていたので、断念。また他の場所でも風が結構強く、鳥の止まった枝が揺れるので、なかなかスコープに入りませんでした。
と言うことで天候には泣かされましたが、シマセンニュウを撮れたこと、網走でカラスから追われるオジロワシを見つけたこと、逆光で遠かったけどどうにかアカエリカイツブリを見られたこと等が良かったですね。
マキノセンニュウがそこで鳴いているのが分かっても、姿を現してくれなくて、結局茂みに潜り込む様を1度見ただけだったことと、オオジに振られたこと、そしてやっぱり旭岳に登れなかった事が一番悔しかったことでした。

4回目の北海道鳥見旅に出かけました。今回の目的は、オホーツクの原生花園で草原の鳥を見ることでした。しかし、回を追う毎に、事前の情報収集や、スケジュールがどんどんいい加減になってしまって…。カーナビがあるからどうにか迷わずにすみましたが。詳細は今後書くであろう旅行記を読んでください。
 
昨冬北海道の冬鳥を見に行く予定だったのに、やっぱり寒いだろうな…とかで、結局行かずじまい。で、夏の北海道でもまだ見ぬ鳥はいっぱい。福岡は鳥が少ないしと、4度目の夏の北海道に行くことになりました。道央、道東は行ったので、今度は道北、オホーツク沿岸へ行くことに。鳥の密度が高いと言われるシブノツナイ湖に一度は行きたかったので、最初の目的地はシブノツナイに決定。あとはまだ見ぬアカエリカイツブリの繁殖するサロベツや、前回振られた旭岳のギンザンマシコ、道東のシマフクロウなども視野に入れて計画を立てました。
東京のミドリンさんからワッカ原生花園でマキノセンニュウとシマアオジを見たと言うこと、苫小牧のトマジューさんから旭岳ではギンザンマシコが撮り放題などの情報が入ります。
知床まで足を伸ばせばシマフクロウも行けるかなと、そこからサロベツは…、考えるとどうもスケジュールにおさまりそうにありません。
知床の民宿に電話したら、探鳥ツアーに貸しきりになっていて宿泊断念。まあ、早朝3時から鳥見するわけだから、車中泊でも問題ないなと、結局宿を決めずに北海道に飛ぶことになりました。
1日目は油山からウトナイに転勤になった江崎さんに会いにウトナイ寄ったあと、オオジシギポイントを見て、あとはオホーツク海コムケ湖畔を目指すだけ。
2日目はシブノツナイ、コムケ、ワッカ、涛沸湖、斜里とオホーツク巡りで、草原の鳥を見る。
3日目はアカエリカイツブリを見にサロベツまで行くか、オホーツク沿岸にもう一日いるのも悪くないな位の感覚。
4日最終日は大雪山旭岳へギンザンマシコ、カヤクグリの撮り放題にチャレンジして、帰路につく。

オホーツクはノゴマが多かった!

どうにか見られたアカエリカイツブリ。

ひょんな事でオジロワシ発見!

シブノツナイ湖周辺ではシマセンニュウが見やすかったです。