野 鳥 ニ ュ ー ス
今週は雪に悩まされましたが、いろいろと収穫もあり!

Vol.5 No.06

2005年02月06日発行

発行:室見川の野鳥

 

福岡ではサンカノゴイが今年も姿を見せました。

月曜日から上空に-36度とかの寒気団が居座り、福岡も雪。佐賀の方が面白くなっているのにに、三瀬峠は勿論トンネルもチェーン規制でした。チェーンを持っていないので、山越えは出来ず、かといって迂回していくのも天気悪いしで、佐賀へはやっと日曜日に行けました。
 
それにしても寒い週の初めでした。最高気温が2度。風通しの良い家庭を標榜しているため、家の中でも暖房が効きません。
週中にそろそろ良いかと山へ向かうと、凄い雪。それでもイカルの群れにあったりで楽しかったので、三ツ瀬トンネルが越えれるまではと、今年も来てくれたサンカノゴイを見に行ったりしました。サンカノゴイの擬態は昨年今津三角池で見逃していたので、やっと見ることが出来ました。まあ、見つけたら笑うしかないんですが、相手は真剣です。これでリュウキュウヨシゴイについで2つ目の擬態ゲットでした。
また、ウソやベニマシコなど赤い鳥も見ていないので、ハギマシコの話がありましたので、行ってみましたが、残念空振り。そのかわりベニマシコ♀を見ることが出来ました。北海道でも♀は撮れなかったので、一応写真に納めることが出来ました。
室見川でもイカルの群れの他、クロジを川の中州の芦原で発見。いるんですね、芦原に。メジロがオオジュリンと同じように葦の茎の中の虫をつついているのも面白かったです。
さて、日曜日念願の佐賀行き決行。前日ちゃぼさんが行っていましたので、道はもう大丈夫。1月の飯田高原で雪の中ハンドルが聞かない恐怖を味わったため、雪道に少しセンシティブです。
で、コイカルポイントへつくとクロジが目に付きます。アオジ、ミヤホ、カシラダカとホオジロ類は豊富です。天気はイマイチで、コイカルの姿もなし。rinngoさんも見えられていて、バーダーも結構多く目に付きます。で、コイカルが見つかったと人が集まってきたら、着いた時最初にあった人がなんとラランナ父さん。そして風太さんも。名前は知っていてもの方2名にお会いしました。コイカル♀の姿は見ることは出来ましたが、撮れたのはイカルのみ。その後ヤマシギポイントをE口さんや風太さんから伺って移動。
その前にトラフズクのお目眼パッチリを確認。2羽いましたが、場所が良くなかったです。
ヤマシギは風太さん達が帰られた後ポイントへ到着。いないのかなと思っていると飛びます。いるいる、しめしめと、時間をかけて攻略することに。ところが、視界の隅から飛ぶ、振り返ったら飛ぶで、飛ぶところしか見えません。そうこうしていると、水路沿いにぽつんと姿が見えました。さっとしゃがんで撮影準備。ありゃ、しゃがみすぎてスコープにヤマシギの姿が入らない。げっ!で、移動しようとしたら、やっぱり飛びました。その後も私の前をちょろちょろ小走りに藪に消えていくなどたっぷりおちょくられてタイムアップ。同所ではアトリの小群の姿も見られました。
帰路にもう一度コイカルポイントへ。バーダーはもう誰もいませんでした。午前中に比べて地面で餌採りをしているホオジロ類も少なく、やっぱりダメかなと思ったら、高い木に飛び上がる姿。コイカル♀でした。どうにか撮影成功したと思ったら飛びます、♀も一緒でした。♀は撮れず残念でした。
ということで、近いうちにヤマシギリベンジです!

大野城ではベニマシコ♀にもあえました。

雪の中室見川でイカルの群れに遭遇。

佐賀でコイカル♂やっと撮れました。

お目眼ぱっちりのトラフズク。真下からすみません。