- 西高東低の気圧配置という言葉に聞き飽きてきました。寒い日ばかりが続き、空がすっきりしません。降るなら降る、晴れるなら晴れるとメリハリを付けてもらいたい!と、断固主張したいです。
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- お昼前後になると、不思議と陽射しが出たりするのですが、長続きしません。あっという間に曇って、霰が降ったりします。と言うわけで、遠出しても成果が上がりそうになくて、近場を廻った1週間でした。
- 毎冬毎に、今年の冬はどうだこうだと思うのですが、今年の冬もいくつかの特徴があると感じています。
- 一つはカモ類が少ないこと。これは今津で顕著に感じます。昨冬は年末にオナガガモとトモエガモの大きな群れが入りましたが、今冬はがらがら。カモの種類もカルガモ、マガモ、ヒドリにコガモと言ったところ。ハシビロガモは鳥見始めた頃は今津は少なかったのですが、最近二つ池を中心に数が増えています。そのかわりヨシガモの姿を見なくなりました。昨年はあれだけいたオナガガモも今年は殆ど見られません。
- 和白ではヨシガモは多いですが、ツクシガモの数が増えていないようです。
- 室見川ではカモ類に大きな変化はありませんが、カモメが多いなと感じます。以前からカモメは河口から小田部小学校横にかけて20〜50羽を見るくらいだったのですが、今冬は愛宕浜を中真に150近い数が群れています。その分留鳥のウミネコの数が少なくて、いったい何処へ行っているのかな?と思います。
- 毎年小田部小学校横の砂州でカモメ類の水浴び、羽繕いを観察してきましたが、今冬は愛宕浜が広く砂浜になったせいか、堰が閉めてあるので小田部小学校横の砂州が広がっていないせいなのかわかりませんが、なかなかセグロ類が上がってきません。
- 室見川室住団地横でイカルチドリが見られました。今までは金武井堰でしか見ていなかったので、こんな下流で見たのは初めてでした。その後河原橋のところで2羽で移動しているのを見ました。夏羽になっているし、ペアリングなのでしょうか。繁殖はもっと上流の方なのでしょうが、もっと見たい鳥です。
- 愛宕浜には霰の中、ホオジロガモ♀2羽が入っていました。警戒心が強くて、一緒にいたキンクロハジロはこちらを無視しているのに、どんどん遠ざかります。
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室見川のイソシギは餌採りに夢中。
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- マリナタウンのシギチの群れにミユビシギが混じっていました。
- 嘴を出している2羽がミユビシギ、他はハマシギ。
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