室見川でミヤコドリ初認です!カイツブリ類も増えています。
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室見川初認のミヤコドリ。
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- 良い天気が続いた師走の福岡ですが、土曜日に雨、福岡国際マラソンの日曜日は晴れたものの強い風。やはりだんだん寒くなって来ましたね。
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- 土曜日には深江小学校の環境フェスティバルを見に行ってきました。鳥見のゲストティチャーで一緒に勉強した子供達が、舞台の上で精一杯の発表を行っていました。みんな頑張ったんだにと感心してしまいました。まあ、先生達は大変だったろうけども…。
- 室見川河口には毎年のように、外洋性の海ガモが混じることがあり、鳥見で母欠かせないポイントなのです。その河口西岸にはマリナタウン人工海浜という綺麗な砂浜があるのですが、この時期シロチドリやハマシギ、昨年はミユビシギまで間近に見ることが出来るポイントです。
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ハジロカイツブリも来ています。
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山ではイカルが見られました。遠かったけど…。
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河口にはカンムリカイツブリもやってきました。
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- そのマリナタウン人工海浜の前には離岸堤があり、毎年多くのカモメ類、ウ類が翼を休めています。今週月曜日にざっとカモメ類をチェックしようかと見てみたところ、なんとミヤコドリが3羽休んでいるのが見つかりました。
- ミヤコドリは福岡では、殆ど和白でしか見られない鳥で、和白にいない時は人工島にいるんだろうと思っていました。それが干潮時にはマリナタウン人工海浜前の離岸堤にいるんです。
- 以前手に入れた九州地方計画協会の「水辺だより2000年冬号」に、室見川の生き物が載っているのですが、これにはツクシガモ、ミヤコドリなどが入っていて、首を傾げていました。しかし現実に見ることが出来たので、もしかしたらツクシガモやズグロカモメだって室見川に現れるかもと思っています。
- 特にズクロカモメは蟹だけではなくゴカイ類も食べると言うことが、皆さんの投稿写真で分かったので、室見川河口ならば餌は採れます。
- また、同じ離岸堤にいるウに関して、以前チェックして全部カワウだったので、それ以降は特に確認していませんでした。しかし、今回ミヤコドリの横のウの背中が緑光沢だったので、口元の裸出部をしっかりチェック。ウミウでした。私にとってミヤコドリ同様室見川では初認でした。
- ということで、私の観察と聞き及んだ範囲で162種が室見川周辺で見られた事になります。前述の「水辺だより」には、上流でヒガラ、サンコウチョウ、ヤイロチョウが出ていて、中流域でヤブサメ、アトリ、シベリアジュリン、下流であとフクロウが掲載されています。アトリとヤブサメはありそうですが、まだ室見川で確認していない鳥です。
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- で、来週12日(日)は「2004室見川バードソン」を開催したいと思っています。詳細は別にまとめていますが、今年は12日に室見川で見た鳥をみんなで報告しあうという形式にしたいと思います。
- つまり、車で室見大橋の上を通ったらユリカモメがいたよ、家の前にメジロが来たというような報告をまとめて、一日で何種類見ることが出来るかやってみたいと考えています。事後報告での参加もかまいませんが、事前エントリーを募集します。皆さん是非参加してください。ゆくゆくは競技形式に出来たらいいなと考えています。
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マリナタウン人工海浜のハマシギ。100羽を越す群れが見られたこともあります。
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