室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第49号
2004年11月28日発行
発行:室見川の野鳥

鳥見仲間の忘年会を行いました!日曜は金屑川の清掃!

油山のアカハラ。
土曜日は中学生の甥が出る野球の県大会を見た後、恒例の鳥見仲間の忘年会で、日曜日は金屑川の清掃と週末の鳥見は殆どなしでした。
 
土曜日の忘年会は残念ながらふぁるこさんが来られなかったけれど17人+あ〜ちゃんが参加して大盛況でした。01年に初めてやった時は確か7人だったと思います。この間鳥見を始められる方が増えたようで、仲間の輪がドンドン広がっている感じです。しかし、普段はカメラを離さない人たちが、忘年会では誰一人としてカメラを持っていない!そんなもんですかね。ということで、このニュースでも写真はありません、あしからず。

虫を捕まえたジョウビタキ♂。

油山のルリビ♀タイプ。腰の青が綺麗です。

深江海岸のハジロカイツブリの群れ。今季初認でした。
日曜日の金屑川の清掃には次男と一緒に行ったのですが、空き缶、タバコの吸い殻、お菓子の包装などやはり結構落ちていました。金屑川は室見川の支流で、室見川とは愛宕で合流します。私たちの受け持った清掃場所は小田部1丁目の300m位の区間でした。清掃が始まる前はヒドリガモとマガモが浮かんでいて、いち早く驚いたのかアオサギが屋根の上。アオジが藪から姿を見せていました。清掃が始まると鳥たちもゆっくり出来なくなって、タシギが上流から下流へ飛んだりで、どこかへ移動していきました。まあ川が綺麗になるのですから暫くの間は許してね、と言う感じでした。最後は調子に乗っていた次男が川でこけて、服を濡らしてしまったので、少し早く撤収でした。
 
室見川河口横のマリナタウン人工海浜には今年もシロチドリの姿が見られました。人の多いところなんですが、砂浜で休憩しているところがとても可愛いです。春先までよく見られます。また、愛宕の干潟ではミユビシギも見られていたようです。昨年は人工海浜でも見られましたので、今年もあの白い姿を波打ち際で見られるかも。河口にはホシハジロの群れが増えていましたが、カンムリカイツブリはまだ1羽しか見られませんでした。ハジロカイツブリはまだ。深江海岸で見ることが出来ましたから、河口にもやってくるでしょう。
 
今年はルリビがいろんなところで見られています。土曜日に野球観戦の間に南区の花畑園芸公園をざっと見て回ったのですが、吃驚。果樹を中心に結構木が多くて、油山の裾と言うこともあって期待していたのですが、殆ど鳥がいません。エナガとシジュウガラの混群を見たほかは、シロハラとツグミが2羽づつ。当然ヒヨドリはいましたが。忘年会の時に行かれたことがあるマコさん達と話しましたが、やはり少ないそうです。綺麗な林なんですが、消毒等で虫がいないんでしょう。広場にもセキレイ1羽いないというのは不気味でした。綺麗な林に綺麗な広場、綺麗な花。ぱっと見れば自然がいっぱいのようですが、本当は不自然がいっぱいなのかも知れません。
 
デジカメの修理が終わりましたので、4300から4500にまた持ち替えます。やはり4500は、鏡筒部分が回転するのでデジスコには使いやすいですね。

マリナタウン人工海浜のシロチドリ。今年も楽しませてくれそうです。