室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第46号
2004年11月7日発行
発行:室見川の野鳥

ツグミもやってきて、冬の小鳥も増えてきました!

11月5日今期初認のツグミ。
今週は、深江小学校4年生のフィールドワークに行って来ました。九大院生のK津君も手伝ってくれたました。ツグミを5日に見つけました。今までで一番早い、初認です。ジョウビタキといい、冬鳥の渡来は全て早い感じです。
 
山の方はまだまだムギマキがカラスザンショウの実を食べにやってきています。今年は本当にムギマキがたくさんです。また、キビタキ、オオルリもまだいます。紅葉も随分進んでいるんですが、越冬地へ急がなくて良いのかな?
また、サンショウクイを見ることが出来ました。胸に斑がある亜種リュウキュウサンショウクイです。福岡で見るのは初めてでした。上手く写真に撮れなかったのが残ねんです。

サンショウクイ。福岡では初めてでした。

ミヤマガラスも群れで見られています。
ツグミ類ではシロハラの他、マミチャジナイが多く見られていますが、クロツグミが橋本八幡や西部運動公園で見られたのには驚き。今年はクロツグミも多いです。今年は珍ツグミ類が見つかりそうな予感がします。
ホオジロ類では今日アオジを小戸公園で、ホオアカ、カシラダカを今津で見ることが出来ました。オオジュリンももう来ているのかも知れません。小さな藪からツッって聞こえてきたら要注意です。是非シベリアジュリンを見つけたいものです。
ところで、室見川冬の風物詩ユリカモメがなかなか川を上ってきません。愛宕の砂州が重機が入って、平らに広げてしまったので、羽休めに丁度良いのでしょうか?愛宕の砂州で休んでいるところは見られましたが、セグロカモメに比べてもあまり数が多くありません。今年はカモエルの渡来が遅いのでしょうかね?

オシドリ。紅葉と一種に撮ろうとしたんですが、上手くいきません。