室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第44号
2004年10月24日発行
発行:室見川の野鳥

冬鳥増えてきましたね!レンカクを見に行ってきました!

草むらから出てきてくれなかったレンカク第1回冬羽。
颱風のあとに地震。今年の日本はいったいどうなっているんでしょうね?昔なら徳政令を出したり、改元してゲン直ししたでしょうね。鍋物に欠かせない白菜など野菜類は軒並み高騰。冬鳥達も厳しい冬越しを強いられることでしょう。
 
土曜日に、初めて九州新幹線に乗り、鹿児島まで行って来ました。特急リレーつばめから、新八代で乗り換えて、40分ちょい。流石に新幹線は揺れが少ないですね。広さと早さが違います。鹿児島中央駅(以前の西鹿児島駅が改装されて立派になっていました)でattoさんに拾ってもらって、颱風前からいるレンカクを見に。

ズグロカモメも見られています。

アトリもやってきました。

今津にタゲリがやってきました。
朝もいたよとK園さんがチェックしてくれてたのですが…、いません。いつものポイントを離れて広範囲に探してみますが、やっぱり姿が見えず、3時を過ぎたので諦めて帰ることに。
帰る途中のトイレ休憩の時に、D先生が見つけたとの連絡が入り、急いで戻りました。いましたレンカク。それも田んぼの二番穂の中。見つからないはずです。しかし、4時過ぎても茂みから出てくる様子がなかったので、諦めて撤収しました。鹿児島の皆さん、ご協力ありがとうございました。
 
ジョウビタキやウグイスが自宅周辺で見られるようになってきました。冬鳥が続々渡ってきています。
今津ではノビタキとジョウビタキが同時に見られています。アトリ、タヒバリも来ています。カワラヒワの群れも見られています。小鳥が増えて、賑やかで楽しいです。これで猛禽類も姿を現す頻度が増えるのではないでしょうか。
水辺ではカモ類の群れで埋まりはじめました。クロツラヘラサギも定着してきましたし、ズグロカモメもやってきました。
また、タゲリも20+羽の群れで姿を見せて、ミューという可愛い鳴き声を聞かせてくれています。
鹿児島ではミヤマガラスを見たのですが、いまづではまだ探し出せていません。そろそろ来る頃ですね。
 
山の方では渡りの個体がちらほら見られています。クロツグミにマミチャジナイ、キビタキ、オオルリにムギマキも。紅葉の中の探鳥も気持ちいいでしょうね!

ジョウビタキがよく見られるようになってきました。