室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第29号
2004年7月18日発行
発行:室見川の野鳥

いよいよ、アオバズクの巣立ちが始まりました!  

S通りのアオバズクの巣立ち雛。
すっかり夏空です。自宅の庭でもクマゼミが羽化したりして、もう夏バリバリですね。朝もすぐ暑くなるので、家を出そびれたら、鳥見に行く気にならなくなります。アッチィ〜!
 
今年継続観察しているアオバズクですが、早いところでは雛が巣立ち始めました。前原のS通りは13日に2羽、そのあと1羽見えなくなっていましたが、15日には3羽が雛の姿が見られています。一度出てきたものの、再度巣穴に戻ったのかもしれません。
S神社も14日に1羽の雛が見られました。まだ巣立つ雛がいるのかもしれません。
M公園は今日初めて見に行きましたが、♂1羽が見守っているだけでした。
室見川H神社は両親の姿は見られていますが、雛の姿はまだです。明日かな〜?明後日かな〜?近場なのでゆっくり巣立ち雛が見られそうで楽しみです。

イソシギの姿を久し振りに撮りました。。

今津に行ってもまだまだ渡りの気配はありません。がらんとした干潟は寂しいものです。
農耕地では、ちらほら見かけるタマシギやヒクイナに混じって、コチドリの姿を見るようになりました。7〜8羽の群れです。若い個体も混じっていますので、子育てが終わったのでしょう。室見川で繁殖していたコチドリを見届けられなかったので、雛の姿は今年も見ないままです。
カワセミも雛が巣立った姿が見られました。ダイブして餌取りをしていたので、もう自立したのかと思っていたら、「チィ、チィ」と鳴いて親を呼んでいました。幼鳥の甘えた声など初めて聞きました。そうしていたら、魚を銜えた親が飛んできました。ちゃんと飲み込みやすいように、親が嘴で餌の魚を回転させて、魚の頭から食べさせていました。

子育てが終わって、コチドリの姿がよく見られます。

カワセミの巣立ち雛に、♂親が餌を運んできました。