室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第28号
2004年7月12日発行
発行:室見川の野鳥

梅雨明けは近いのでしょうか?鳥はやっぱり少ないですね!   ※7月11日に九州の梅雨は明けたそうです…!気付かなかった…情けない!

スズメを撮ってみても、イマイチです。
鳥見6年目に突入しましたが、この時期はフィールドはどこも蝉の声が満ちていて、本当に見る鳥が少なくて…。今津にも行ってみましたが、シギチの走りには出会えませんでした。
 
梅雨の後半なのでしょうか、突然凄い土砂降り雨が降ってきたり、さっと上がって照りつける青空になったり、不安定な天候が続きました。そろそろ梅雨明けですかね。しかし、これと言って鳥がいません。目立つものはムクドリと、空を飛んでいるサギ類くらいです。室見川の河畔を歩いていても、カイツブリやバンを見かけることは希です。まだまだ、抱卵中なんでしょうか?オオヨシキリも鳴いてはいますが、以前のようにはありません。今月末には静かになってしまいます。
ダムへ行くとヤマセミは見られましたが、やはり遠いですね…。カワガラスもめっきり見かけません。

今津でヒクイナを見付けましたが、あっと言うまでした。

アオバズクは順調に繁殖が進んでいるようです。前号で室見川H神社のペアは♀が姿を見せていましたから、もう抱卵が終わったのかと思いましたが、まだまだのようです。まだしっかり♂が見張りを続けています。でも、早ければ今週末くらいには抱卵が終わるのではと思っています。
 
10日にネイチャーネットワークから「野山の鳥 観察ガイド」という図鑑が発売されました。鳥見人用の詳細なものではなくて、登山やハイカーなどの一般向けの野鳥図鑑です。写真とイラストを組み合わせてあって、大きさの比較や、木のどの辺りに止まるかなどわかりやすく紹介されています。著名な方の写真に混じって、私の拙い写真も1葉使われており、私の鳥の写真が載った初めての単行本となりました。

10日に発売になった「野山の鳥 観察ガイド」

久し振りにヤマセミを見に行きました。ダム対岸でスコープ60倍、デジカメ4倍の画像。やはり、ピンアマです。