室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第24号
2004年6月13日発行
発行:室見川の野鳥

久し振りに、平尾台で草原の鳥に囲まれてきました!

すぐ近くで囀ってくれたホオアカ。
この時期、平地で鳥が少ないのは仕方がないと分かっていても、やっぱり寂しいですね。まあこうゆう時期は、普段撮らないスズメなどをきちんと撮ると良いのでしょうが、この時期は結構羽が摩耗していてあまり綺麗じゃないので、それもイマイチです。
 
ツバメの♂の写真をきちんと撮ってなかったと、今週はツバメを撮ろうとしましたが、なかなか止まってくれません。巣立ち雛は電線等によく止まっているのですが、親は一生懸命餌を運んでいて、止まってくれません。しかし大変ですね、鳥の親は。
今日は平尾台に行って来ました。先日くろちゃりさんに6月の鳥見の場所として紹介しておきながら、今年は一度も行っていなかったので…。良い天気でした。風が思ったよりあって、その分鳥が少なかったような気がしました。

やっぱりセッカは可愛いですね。

ホトトギスとカッコウを狙って行ったのですが、残念ながら声は遠かったです。カッコウはセグロカッコウかと思える変な鳴き方の個体もいたんですが…。それでホオアカに狙いを定めて撮っていました。丁度私が腰を下ろしたドリーネの縁の岩の付近が縄張りなのか、ホオアカが近くで囀ってくれます。2羽いたのですが、特に追い払ったりせずにいたので、ペアなのでしょう。ホオアカは雌雄同色なので、見た目で雌雄の識別はできませんが。
後はヒバリ、ホオジロ、セッカ、モズ、ウグイス等の他に、イカルを2羽、キビタキは鳴き声を聞くことができました。ガビチョウも結構鳴いていました。
草原を渡る風はとても気持ちよく、小鳥の鳴き声を聞きながらじっとしていると、とても幸せな気持ちでした。これが北海道だったら、ノゴマやシマアオジ等が見られるのだろうなと思いながら。でも10時になったら暑くなってきたので下山しました。

当然ホオジロも囀っていました。

ツバメの巣立ち雛。嘴がまだ黄色く、額と喉の赤色部が淡くて、まだ煉瓦色。