室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第17号
2004年4月26日発行
発行:室見川の野鳥

対馬で鳥見してきました!ライーファー2種ゲット!   

ライファーだったキガシラセキレイ♀。
今週は今津でムナグロやツバメチドリを見ていましたが、残念ながらコシャクシギは見落としてしまいました。それでもマミジロタヒバリが見られたりしたので、結構面白い週でした。そして土日に、トダニさんと対馬で鳥見をしてきました。
 
金曜日の夜10時半過ぎに家を出て、博多港発0時15分のフェリーで一路対馬へ向かいました。厳原には早朝5時に着き、先に行かれていたトダニさんに拾ってもらい、そのまま上県方面を廻りました。
実は前夜に通信使さんからマダラチュウヒの綺麗な♂が出たとの情報があり、それをゆっくり見るために、先に舟志や佐護を廻りましたが、風もあり、小鳥類があまり出ていませんでした。コホオアカを見たくらい。
で、マダラチュウヒのポイントへ行くと通信使さんご夫妻、大分の高野橋さんご夫妻、Yさんが先に来られていました。

シロハラホオジロもライファーでした。

朝8時頃通信使さんが見られたのですが、それ以降でないとのこと。昼食後しばらく見ていましたが、やっぱり出ず、諦めて再度舟志へ通信使さんと一緒に行きました。しかし、朝より鳥の数は少なく、がっかり。
翌日曜日は9時から下県の方で貞光さんや通信使さんらの主催の探鳥会。で、その前にトダニさんと7時前から先に廻る事へ。キマユホオジロが見られたくらい。そこに貞光さんご夫妻が来られ、ミゾゴイとアカガシラサギを昨日見たとのこと。急いでポイントを見て回るが、ミゾゴイっぽいのが飛ぶところを見ただけ。アカガシラサギは飛んで木の枝に止まるところは見られましたが、すぐに再び飛んでロスト。ついていないと、探鳥会の待ち合わせの場所へ急いでいたら、道路に黒いツグミの姿。おお!マミジロではありませんか!暗いところで、道路脇の落ち葉の中から餌を採っている。もたもたしていたら対向車が来てあっとゆうまに藪の中でした。

マミジロが道路にいて吃驚!

ノジコもいましたが少なかった。

待ち合わせ場所へ到着して、皆さんに御挨拶。私のライファーで、今回の対馬行きで最低見たかったシロハラホオジロを見るために先にポイントを廻る。ホオジロ類を注してみるが、コホオアカ、シベリアアオジなど。コホオアカがすぐ脇の木に止まったので、トダニさんが写真を撮りだした。しかし長く撮っているなと思って、双眼鏡を向けるとコホオアカではなくてムクドリ類。え”っ!光彩が白い!カラムクドリだ!
そこへ他のメンバーの方が歩いて来られたので、そのことを告げると、一気におおおっ!となる。
カラムクドリが飛んでしばらくして、川沿いを歩くことになる。カワセミ♀がガードレールのところで川を見つめている姿が見つかり、カワセミに沸いた。その下の河原には、ん?キセキレイじゃなくて、ツメナガセキレイ?それにしては黄色みが…!どひゃ〜!キガシラセキレイ♀だ!

しかし、なんともまあ動き回ること!立ち止まっても、羽繕いで、止まってくれない。しかしキセキレイより警戒心のない個体でした。
その後ライファーのシロハラホオジロも出てくれましたが、光ギンギンの畑の中で、写真はメラメラ。近くまでは寄ってくれなかったので、写真はメタメタ。その前の2種が凄かったので、気が抜けたのか、粘りきれなかった。
お昼は参加者の方と、お弁当を分けてもらって食べて(ありがとうございました皆さん!)、その後もずっとポイントを廻りましたが、朝以上には出ませんでした。
再度キガシラセキレイとカラムクドリを撮って、通信使さんが見られていたマダラチュウヒの♀を探しましたが、見つからず。遅くなって空港へ。19時の飛行機でトダニさんと一緒に帰福しました。トダニさん、対馬の皆さんお世話になりました。楽しい鳥見でした。

対馬でもよく見られたムネアカタヒバリ(撮影は今津)。

久し振りのカラムクドリ。