室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第8号
2004年2月21日発行
発行:室見川の野鳥

急に暖かい日が続いていています!オオハム初認。

春日の方で見られたオオハム。赤い目が綺麗!
なんと暖かい日が続くのでしょう!初夏の陽気ですね、全く。気温と景色が合致しないのでなんかへんですね。まあ、梅が咲いていますが。他はまだまだですね。
 
今週はFNさんからのアビ類発見のお知らせから始まりました。急いで行ってみると、陸の上がっているためオオハムかシロエリオオハムか定かではなく、結局2日目に泳いでいるところを見てオオハムと同定しました。オオハムは以前大分の方まで見に行き、前日までずっと見られていたのに、外すと言うことがあり、初認でした。
しかし、油汚染が酷い個体で、見ていると辛くなる個体でした。結局4日目には見られなかったので短い観察期間となりましたが、生き延びて欲しいと思います。それにしても今年はウミアイサやカモメ類などに油汚染が見られます。先日のアビも足の方は汚染していたようでした。

橋本八幡で見たイカル。横向いていくれ〜!

さて室見川では先週も書きましたように、小田部小学校横ではカモメ類が沢山見られます。お昼前後にセグロカモメ類が水浴び、羽繕いにやってくるのでその時間がチャンスです。綺麗なホイグリンカモメも見られましたが、足が水の中なので、ちょっと見づらいです。砂州の上がってくれるといいのですが。
最近カワセミもよく見かけます。今年は雪が積もったので、葦が結構倒れていて、疎らになっている分見つけやすいのかな?とも思います。
そんな、芦原でオオジュリンやアオジを探しているのですが、これだけ暖かくなってもまだうまく撮れるところに出てきてくれません。
そしてジョウビタキですが、今年はなかなか撮らせてもらえません。室住団地横の♀個体は。すぐ隠れます。他の場所でも同様で、西部運動公園の♀だけが比較的寄れます。

室見川ではカワセミも見やすい時期です。

室住団地横でよく昼寝しているタシギ。

今冬室見川ではよくタシギを見ます。といっても、室住団地横と金武井堰でなのですが。以前は見つけられなかっただけかもしれませんが、たまに矢倉橋のところで見かけるくらいでした。今は行けば寝ているところが見られる状態です。
鳥見を始めた頃に、どうしてもタシギに、見つける前に飛ばれてしまうという事が続き、どうしたら良いのかと先輩バーダーに聞いたことがありました。聞かれた方は困ったでしょうね。田の畦を丁寧に見ていくしかないと教えてもらった記憶があります。
そんなに苦労していたタシギですが、今じゃオオジとか探しているときに、タシギがいると、なんだ又タシギか!ってな感じになってしまいました。タシギが悪い訳じゃないんですけどね。
レンジャクにはまだ遭遇していません。今年は赤い実が沢山残っています。見たいな〜!

今年はジョウビタキがあまり良いところに止まってくれません。西部運動公園の♀は結構近くで見られます。