室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第4巻第3号
2004年1月18日発行
発行:室見川の野鳥

陽炎でカリガネゆらゆら !かと思ったら、又寒くなりました!

陽炎でイマイチの写りのカリガネ。
福岡の山もうっすらと雪化粧。昼間は結構暖かい日が続きましたが、やはり冬ですね!今日アオシギ探しに山を登っていたら、林を抜けて急カーブに差し掛かったところで突然の積雪。驚いてブレーキを踏んで止まったら、車が下がりだして…。一気に登れば登れたんでしょうが、危険を感じてバックして帰りました。車が下がったとき、実は手が震えていました。何せ左側は崖だったので…。
 
何度見に行っても、振られ続ける鳥があります。ソリハシセイタカシギがそうでしたし、先日やっと見たハジロコチドリもそうです。今回諫早のカリガネの話を聞いた時、昨秋出水で振られたことを思い出して、何か嫌な感じがしました。また振られるのかなと。で、現地へ行ってみて2時間近く見つからず、やはり思ったとおりと諦めかけた時に、やっと見つかりました。しかし、見つけて、すぐに飛んでしまいました。

諫早のマナヅルの群れ。家族でしょうね。

それで、悔しくて、悔しくて、翌日再挑戦。今度はすんなりと見つかりましたが、良い天気すぎて陽炎がめらめら。スコープで覗いてもピントが合わない為、当然デジスコしてもめらめら。風が吹いてくれると良いのでしょうが…。せっかくのカリガネの写真が、どれもこれもめらめらでした。がっかり。それでも、黄色いアイリングに、額上部までの白い斑、ピンク色の嘴はとても綺麗でした。諫早では他にマナヅルにナベヅルが30羽近く見られましたが、出水で見るより、結構警戒心が強く感じました。
今津のトモエはまだ大群で見られます。ツクシガモもこのところずっと見られています。
西油山のハチジョウツグミと思われる個体は、結構なわばり意識が強くて、他のツグミやシロハラを追い立てます。あまりツグミ類の冬の縄張りのことを聞いたことがないので、見ていると面白いです。

ナベヅルもいました。

お食事中のツグミ(亜種ハチジョウツグミ♀1Wかな)