室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第3巻第51号
2003年12月21日発行
発行:室見川の野鳥

福岡にも雪が降り、寒さの中で今年もあと10日です。

今津でいつものところにノスリの姿が。
今日、日曜日は昨日までと違って本当に良い天気。高校駅伝を見るために家に帰るのがもったいない感じでした。でも昨日までは本当に寒かった。今日の朝刊には昨日の福岡は南極昭和基地より寒かったとありました。しかし、寒くて風があると、何で涙が出るんでしょうね?もしかして私だけ?
 
今年は本当に冬の小鳥が少ないと思います。他の地方でもそういわれているようですから、福岡だけではないのでしょう。
あのどこでも見られる感じのツグミをほとんど見ませんし、オオジュリンをやっと今日見ました。同じ芦原の小鳥のツリスガラはいつものように見ているんですが…。また、アトリは明らかに昨年のようにはいませんね。
先週は一日で何種類の鳥が見られるかという2003室見川バードソンをしたのですが、ムクドリは外すは、カモメなんかも外してしまいました。

やっとオオジュリンを見ることができました。

で、週明け河口に行ってみると、愛宕はカモメだらけで、オオセグロカモメもちゃんといる。また、キンクロハジロやスズガモもちゃんといたし、室見川初任となるクロガモ♀までいました。結局その日はバードソンで見られなかった鳥が8種も。なんでそうなるの〜!
では、和白の方はどうかと思い、未見のハジロコチドリが見られたらしい雁ノ巣へ。着いてすぐチドリの姿に喜びましたが、シロチドリでした。ダイゼンやハマシギの群れはいましたが、目指す鳥は今回もお預けでした。
志賀島へカモメ類をチェックに行きましたが、足の黄色いセグロカモメがいるくらい。ちょっと頭が小さい変なのもいたけど、やっぱりセグロでしょう。
和白では潮が満ちていてミヤコドリは見られませんでしたが、ツクシガモは今年も多そうでした。ツクシガモを今年はまだ私は今津で見ていないのですが、なんでかな〜?

室見川初のクロガモ♀。

和白のツクシガモ。

今津の方は、先日見たアカガシラサギの冬羽を再撮したいのですが、今週は出会えませんでした。でも先日来ゴイサギ幼鳥とアカガシラサギ冬羽の違いをかなり悩みましたが、自分の中でやっと納得できました。
先日最初に見つけた正面の姿の個体はやはりゴイサギで、飛んだ先の茂みの下にいたのがアカガシラサギ。で、そこで入れ替わったのではないかと思います。最初の飛んだとき翼が白かったという記憶(今思えば記憶違い)があるので、こんがらがっていました。正面画像で両者の違いを撮り分けたいのですけどね。
工場裏ではノスリがいつものところにいて、上昇気流にのって舞い上がる様を見ることができました。先週バードソンで見られた個体と同じかどうかはわかりませんが、一気に曲淵まで飛んでいきそうでした。
バードウォッチング検定の結果が送ってきました。予想通りぎりぎりの1級でした。

ビンズイが寒い中マリナタウンの木の枝に止まってくれました。