室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第3巻第40号
2003年10月4日発行
発行:室見川の野鳥

ノビタキ通過中!モズの高鳴きが良く響いています!

ノビタキが秋の夕日を浴びていました。
今年は昨年に比べてサメビタキ類が少ない気がする。室見川の野生の広場では今年はまだ見つからないし…。また、カモ類の到来も遅い。どうしたんでしょうね。室見川河畔の桜並木にぽつぽつと桜が花を着けています。山の方ではキンモクセイが満開だったのですが…。朝夕冷え込むようになりました。どっとと秋に雪崩れ込んでいるようです。
 
渡りの小鳥がなかなか見る事が出来ません。昨年はエゾビタキをしこたま見る事が出来たのですが…。
ということで、カモ類の到来にかけていたのですが、こちらも遅くて、室見川では先日コガモ♀1羽。今日ヒドリガモ1羽を見たのみです。愛宕の方のオナガガモはチェックしていないので分かりませんが、かなり遅い感じがします。昨年は9月27日にコガモの群の中にシマアジがいるのを見ていましたので、1週間は遅れている感じになります。
カモ類に比べカモメ類では、まだユリカモメを見ていませんが、セグロカモメは8月から見ていますし、順調に数も増えているようです。二丈町の深江海岸でもウミネコに混じってセグロカモメが見られました。その中に足が橙黄色の鮮やかな個体が混じっていました。背の色も他のセグロより濃く、ウミネコの中の薄い個体と同じくらいでした。嘴の赤斑も大きかったし、夏羽から換羽中のホイグリンカモメと思われます。綺麗な個体でした。
今シーズンはdarumaさんがいないので、東の方のカモメを見る人がいません。それにしてもカモメ類ってあまり人気がないですね。ジシギが人気がないのは分かりますが…。見やすいし、年齢で色々羽衣があって、推理する楽しみがあると思うのですが…。
今津ではカモ類は少ないですが、周辺農耕地でノビタキが多く見られています。

モズの高鳴きがよく似合うシーズンになってきました。

深江海岸で見たホイグリンカモメと思われる個体。鮮やかな橙黄色の足がとても綺麗でした。