室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第3巻第33号
2003年8月16日発行17日追記
発行:室見川の野鳥

天気がイマイチですね!今秋のシギチは遅いのかな?                           《奄美旅行記完成しました!

やっと土曜日に見つけたトウネン幼鳥。
ヨーロッパは熱波で、他には洪水のところも。日本も冷夏のようです。夏らしい天気が長続きしないまま、お盆を終えました。このまま一気に秋に向かうのでしょうか?
 
私が毎日のように今年は今津のシギチが少ない、少ない、シベリアの天候が悪いせいだとか言うものだから、家族は私が落ち着くように、いい天気になることを祈っているようです。
それにしても天気が悪いですね。日照時間も短いし。
今津では先週末見られたアカアシシギは、今週は見あたりません。既に抜けたのでしょうか。綺麗な夏羽だったので、きちんと撮れずに残念です。
今週は今津に詰めて通ってみましたが、天候が良くないので、渡って来たくても渡れないのか、シギチは増えませんでした。

ソリハシシギは2羽見られました。

アオアシシギは20羽近くになっていますし、キアシシギも土曜には瑞梅寺川河口干潟で、6羽確認できました。そう考えるとある程度順調に渡ってきているのかも知れません。
ヒバリシギは1羽先週から見られています。草についた虫を伸びをして啄む姿が見られました。ちょっとシギらしくない仕草でした。
ソリハシシギは2羽見られましたが、畦からミミズのようなものを採って、水たまりまで運んでいって、泥を洗ってから食べる姿が見られました。やはり泥だらけは嫌なのでしょう。
昨年あれだけいたトウネンも、1羽幼鳥が見られただけです。今年は水の入った休耕田が多いため、渡ってきても餌を採り場所には困らないと思えるのですが…。どうなんでしょうか?

コチドリは多くなりました。これは幼鳥。

日曜日水門で見られたオバシギ。

【8月17日追加】
今津では日曜日にオバシギが見られ、太郎丸のヒバリシギも3羽になっています。
トウネンはまだ1羽でした。
元浜の方ではタマシギも見られています。
今週は天候が回復しそうです。沢山のシギチが渡ってくることを期待しましょう。

ヒバリシギ幼鳥。