室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第3巻第26号
2003年6月29日発行
発行:室見川の野鳥

梅雨ですね〜!この時期はやっぱりヤマセミですかね〜!

額板が赤くて綺麗な夏羽のバン。子育て終わったのかな?
北海道から帰ってきて、良い天気の日がほとんどありません。やはり梅雨ですね。行きたいところは沢山あれども、雨が降っていると、遠出には二の足を踏んでしまいます。しかし近場は鳥が少なくて…。
 
春の渡りが終わり、夏鳥も繁殖を始めたら、極端に鳥の姿が少なくなります。いないわけじゃないけど警戒心が強いので、なかなか姿が見えないと言う事。
室見川でもツバメ類やサギ類は別にすると、オオヨシキリが目立つくらいで、鳥を見に行っても寂しいものです。
つい最近まではあれだけ姿を見られたカワセミも、この時期は姿を見るのが大変。巣と餌場の往復だから、見つけやすい所でのんびりとはしていません。
それでもようやく繁殖が進み、カイツブリなどの巣立ちした雛の姿も見受けられるようになりました。
先日はムクドリの群が夕方電線に集まっていましたが、ムクドリも子育てが終わったのでしょうか?

室見川のヤマセミ♂。雛は巣立ちました。

今津はと言うと、この時期はヒバリとサギ類しかいません。今年は越夏しているシギチもいないようなので、ホントに寂しい限りです。
と言う事で、今年も例年通りこの時期はヤマセミとアオバズクになります。
曲淵ダムのヤマセミは巣立ちが終わり、よく見られるようになったということで、行ってきました。
実はヤマセミのオスの写真を撮った事がなかったので、オス狙いです。
どうにか見る事が出来ましたが、天気が悪くて、距離もありすぎ。もう少し良い写真が欲しいので、しばらくはヤマセミ狙いになりそうです。
室見川のアオバズクは何かあったのか、姿が見えなくなりました。前原の方も今年は駄目のようです。S神社だけが抱卵中のようでした。

今津近郊のS神社のアオバズク。目が開かない様子。

久し振りに見た室見川のカワセミ。