室　見　川　の　野　鳥　ニ　ュ　ー　ス 週刊　第3巻第23号 2003年6月8日発行 発行：室見川の野鳥 今年もブッポウソウを見に大分へ行って来ました！ 求愛給餌をするブッポウソウの♂（右）。 梅雨入り前の好天が続きましたが、流石に室見川周辺は鳥の姿が少なくなっています。こういう時はやはり山へと、大好きなブッポウソウを見に大分へ行って来ました。 　 5時過ぎに家を出て、6時半過ぎに庄内町のブッポウソウポイントへ到着。おにぎりでも食べながら、ブッポウソウの来るのを待とうと思いながら、双眼鏡で一応チェック！ん？もういる！てなわけで、朝食も取らずに、スコープを取りだして、ブッポウソウ観察です。いつもの如く、川を横切る電線にじっと止まっています。黒い瞳が時折光って綺麗です。1羽しかいないのかなと思っていたら、しばらくすると餌のトンボなどを銜えたオスの登場。求愛給餌を見せてくれました。そのあと、体を向かい合わせて、胸を反らして、嘴を上に突き出すような仕草を2羽でしたかと思ったら、オスがメスの上に乗って、交尾を始めました。 交尾の瞬間。あっと言うまでした。 8時まで見ていましたが、その間にオスは6回（かな？）餌を運んできて、交尾は2度でした。1度は寄り添っていったけど、はねのけられました。 初めての観察で、もっと見ていたかったのですが、先を急ぎます。 日出生台へ向かう途中の深見ダムでキセキレイが大きな声で囀っていました。空にはハチクマがゆっくり舞っています。どこか止まらないかと期待したのですが…。 日出生台の草原居着くと、大分のTさん達がコヨシキリなどを見られていたので、私も便乗してコヨシキリをパチリ。今年は室見川で見ていません。 ホオアカ、セッカ、ホトトギス、カッコウ、オオヨシキリと、とても賑やかな夏の高原でした。 オオジシギもいたそうですが、残念ながら見つからず。デジスコの話などをして、10時になったので撤収しました。 オオヨシキリに比べると、地味な鳴き声のコヨシキリ。 深見ダムで良い声で囀っていたキセキレイ♂。