室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第3巻第16号
2003年4月19日発行
発行:室見川の野鳥

室見川に夏鳥の姿が見られました!オオルリ、キビタキも。

オオルリ流石に綺麗です!やっと撮れました。
シギチの渡りに続いて、夏鳥も次々にやってきているようです。今週はこの2年4月18日に室見川で見る事が出来たオオヨシキリを、今年は何日に見る事が出来るか、という週でした。
 
しかし急に暑くなって25度を超す夏日が続きました。おかげで今津の水たまりが乾いてしまって、シギチはさっぱり。この週末の雨で来週はまたいろいろ見られるかな?
室見川上流では先週からオオルリを見る事が出来ましたが、やっと成鳥オスの写真をきちんと撮る事ができました。オオルリは綺麗な夏鳥のうちでも、見やすい部類になるのですが。今まで遠すぎたり、近くても逆光だったりして、きちんと撮れた事がなかったので、久し振りに撮ってて嬉しかったです。やはり青い鳥は綺麗ですね。
キビタキも見られていますが、これもまだきちんと撮れた例しがありません。今年の宿題です。

やっと姿を出したオオヨシキリ。

さて、室見川のオオヨシキリですが、17日に室住団地対岸でオス一羽を発見。薮の中で鳴いていて、なかなか姿を現しませんでした。着いたばかりで、餌取りに夢中だったのかも知れません。18日には別の場所で鳴き声が聞かれています。
本によると、メスは一週間ほど送れて到着するようで、それまでに縄張りを確保して大きな声で「ギョギョシ」と鳴きます。これからはこの声が室見川をこだまする事でしょう。
オオヨシキリの姿を探していると、ツリスガラやノビタキが見られました。ノビタキのオスは頭が真っ黒な夏羽の状態でしたが、腹から下にもオレンジ色が残っていて、換羽中のようでした。
ツバメ、イワツバメに混じって、コシアカツバメの姿も確認されました。
一気に夏鳥が増えてきます。

室見川でもタカブシギが。

ノビタキのオス。頭部は黒く夏羽になっていますが、腹から下もオレンジ色で冬羽が残っています。