室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第3巻第15号
2003年4月13日発行
発行:室見川の野鳥

今週も今津はシギチ三昧でした!なんとオオカラモズも!

セイタカシギは婚姻色で胸が薄いピンクになっていました。
先週に引き続き今津ではシギチが沢山見られて、シギチ好きとしては嬉しい限りです。室見川上流ではオオルリの姿も見られましたし、南公園ではツツドリ、ヤブサメの声が聞こえていました。夏鳥も渡ってきているようです。
 
今年の今津は水処理場用地があるせいか、シギチが多い気がします。昨年まではこの時期水の入っているところがほとんど無かったのに比べて、水処理場用地はほぼ常時水が溜まっており、人も入れないためでしょうか。
先週から引き続き、オジロトウネン、コアオアシシギ、ウズラシギ、オバシギ、タカブシギが見られ、今週はさらにセイタカシギ2、アカアシシギ2、チュウシャクシギなどが見られています。
セイタカシギは1羽は胸が薄いピンクになっていて、繁殖期に入っている事を物語っていました。
アカアシシギとツルシギを同時に見たのも初めて。あきらかにアカアシシギが小さくて、嘴が短い事を実感。ただし、アカアシの1個体は上嘴基部があまり赤くなく、昔だったら誤認してたかも…。まあ、写真を見れば明瞭ですが。

アカアシシギが2羽見られたいます。

ダイゼンはまだ冬羽です。

オオソリハシシギの綺麗な夏羽も見られました。

ツルシギもまだいました。
今津ではシギチドリ以外の夏鳥は、チュウサギ、アマサギ(私はまだ見ていない〜!)、アマツバメなどが見られています。また夏羽になったタヒバリだけでなく、ムネアカタヒバリの姿も見られました。
冬鳥の方もツリスガラがまだチーチー鳴いて芦原から芦原へ移動しているのが見られます。
使い方が荒くて、ドイツ行きになっていたLeicaのスコープが修理が終わり戻ってきました。それでもって今日今津で、Swarovskiとの比較をやってみました。丁度ちゃぼさんなども来られたので、一緒に見てもらう。
やはり軽さではSwarovskiに一長あるけれど、ズーム倍率を上げるとSwarovskiの方がピントが甘いと思われました。ちゃぼさんは20倍ではSwarovskiの方が切れがあるとの事。
本当はゆっくりそんなテストをする予定だったのですが、なんとオオカラモズがコーナーの木立に現れて吃驚!見つけられた方(お名前を知りません、すみません)の、慧眼に脱帽。ちゃぼさんとコ-ナーの木にはいつもモズが止まっているから、気をつけてみなかったよね、なんて言い訳していました。

思いもかけないオオカラモズとの遭遇でした!