室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第3巻第4号
2003年1月26日発行
発行:室見川の野鳥

スコープをLeicaからSwarovskiにかえました!

イソヒヨドリ♂

掲示板では既に書きましたが、2年間ほぼ毎日酷使続けた私の愛用スコープLeica APO-TELEVID77が、修理のため手元を離れる事になりました。そのために急遽新スコープSwarovski ATS65HDを手に入れました。
 
銀色に光るLeica APO-TELEVID77は一昨年の1月11日に手元に届きました。そして翌日使用してみて、鳥見日記にはこう記載しています。「Leicaの60倍があまりにきれいに見えるため、60倍のままデジカメで撮ったらぶれてしまった。でも凄くいい。」
それからというもの、日本では北海道から沖縄、八重山まで、鳥見には欠かせない道具として持ち歩き、オーストラリア、サイパン、韓国と海外にも持っていきました。
そんな中、一昨年の秋に強風の烏帽子岳で、三脚ごと飛ばされ、その後もいたるところでぶつけたりしていました。
それでも十分に威力を発揮してくれていたのですが、不注意にも対物レンズのコーティングを剥がしてしまう事に。
流石にこれではスコープとして使えません。
イソヒヨドリ。近くてもピントが合います。

スコープ2種

Leica(奥)とSwarovski(前)

マナヅルの群れ

諫早でマナヅルの群れを見ました。

Leicaは生まれ故郷のドイツに修理に出しました。3ヶ月はかかると言う事です。
ということで、新スコープを物色。もう一本Leicaも考えましたが、ピントの切れが言いという話を読んだ事があるSwarovskiにすることに。Swarovskiは昨年新型に切り替わって、旧機種は安くなっていましたが、最短距離が6mから3mになった新機種の方がデザインもかっこいいので、そちらにする。しかし、口径80mmの方は、あまりに高くて手が出ないし、良くなかったら…ということで、65mmのSwarovski ATS65HDにする。
届いてみたら、その小ささと軽さに吃驚。一番心配だったアイピースの目当てが、旧式のゴムの折り返しから、Leicaと同じように樹脂製の繰り出し式に変わっていた。接眼レンズカバーも紐でぶら下がっていて、私のようなずぼらな人間も紛失する心配がない、など良い点が多い。
問題はピントリングで、Leicaは小さくて指で回せたのに対して、Swarovskiは胴を回す形で重い。従ってピント合わせには時間がかかる。

実際にフィールドで使ってみると、このピントリングがやはりくせ者だった。慣れてないせいもあるが、対象をスコープに入れてピントを合わせるのに非常に時間がかかる。しかし、入れたあとのピント調整はバッチリ。Leicaの時はどうしてもイマイチピントが合わないと感じた事があったが、Swarovskiではきっちり来る気がする。まだ使い込んでないので本当の事は分からないが…。

謎のセグロカモメ

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