室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第2巻52号
2002年12月23日発行
発行:室見川の野鳥

佐賀に行って来ましたが、目指す鳥には会えず…。

ジョウビタキ

先週は雨の日が続き、博多弁でいう「しろしい」状態でしたが、日曜日にはいい天気になりましたので、佐賀の方の冬鳥を見ようと行って来ました。
 
まずは昨年見たトラフズクを探しに、佐賀市内の公園へ。昨年止まっていた木の周囲を探しますが、見あたりません。すると、公園管理の方が自転車で通りかかり「おらんやろ」と一言。トラフズクはこの冬も一度は見られたそうなのですが、その後は見つからないと言う話でした。「探しといて」と頼まれましたが、あの広い公園を一人で探して歩くのは無理と諦めて、今度は有明干拓に向かいます。
干拓地について、まずは蓮田を見ていきますが、越冬のシギチがいないかと期待していましたが、本当に綺麗さっぱりいません。オオカラモズも探してみましたが、モズの姿を見たのみ。
昼近くになって晴れ間が広がってきましたが、全体的に鳥の姿は少ないようです。
ラジオを付けたら高校駅伝があっていましたので、予定していた佐賀市内の他の公園はパスして、帰路につきました。
何にもいなくてもジョウビタキ!

そして、ヒヨドリ!

今津ではマガンがまだいます。ツクシガモは今年は和白だけのようで、今津には居ついてくれません。300羽を越えるアトリの群れが見られ、ハヤブサ、チョウゲンボウなどの猛禽類もよく見られています。
 
今日は冬至、明日からは昼間が長くなり、鳥見がしやすくなっていきます。
今年もあと残すところ8日。早いもんですね、1年って。

マガンがこのまま越冬してくれると良いのですが。