室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第2巻45号
2002年11月3日発行
発行:室見川の野鳥

ついにアカアシチョウゲンボウの写真が撮れました!

アカアシチョウゲンボウ

今年はアカアシチョウゲンボウの当たり年でしょうか? 諫早干拓で幼鳥8羽が見られているとのことで、早速に見に行き、写真を撮る前に飛ばれてしまい、悔しい思いをしたのですが、今度は熊本の横島干拓で♂1幼2の情報が。
 
掲示板にも書きましたが、野鳥の写真を撮るのは本当に難しい事だなと痛感しました。今までにも相島で見たヤマショウビンなど、撮れなかった事はたびたびありましたが、今回のアカアシチョウゲンボウのように、それを目的に諫早まで探しに行って、幸運にもすぐに見つけたのに、撮る前に飛ばれてしまい、それ以降見つからなかった、というのは初めてでした。本当に天国から地獄でした。
悔しい思いをしたアカアシチョウゲンボウが、偶然にも横島干拓でも見られて、あまり警戒しないと言う事だったので、急遽リベンジに行ってきました。
リベンジかなったアカアシチョウゲンボウ幼の姿

チョウゲンボウ

チョウゲンボウ♂幼。

アトリ

諫早で今年初認のアトリ。

横島干拓はこの春にオオチドリを探しに行き、見事に振られた場所だったのですが、今度はついたらすぐに、ヒラヒラと飛んでいるところがすぐに見られ、傍らの電線に止まってくれました。最初は雄成鳥も見られたと言う事でしたが、私が行った時は幼鳥2羽でした。
バーダーも多かったのですが、あまり気にしていないようで、それよりカラスに執拗に追い回されていました。
横島干拓ではチョウゲンボウの♂若もヒラヒラ飛んでいまいしたが、諫早に比べると、こちらも警戒心が少ないようで、じっくり見る事が出来ました。
個体差はあるでしょうが、場所によっても警戒心の違いは出てくるのかもしれません。そういう点では横島干拓は観察しやすいところだと感じました。
 
冬鳥も増えてきました。諫早ではアトリをやっと見る事が出来、横島ではアオジを見る事が出来ました。