室　見　川　の　野　鳥　ニ　ュ　ー　ス 週刊　第2巻43号 2002年10月21日発行 発行：室見川の野鳥 天候も悪く、体調も最悪。 でも雨の中チョウゲンポウは狩りをしていました。 副鼻腔炎に、気管支炎に微熱と病気のデパート状態のこのところです。咳で夜中に起き、その咳のせいで体中が痛む。そして週の後半から天候も良くなく、一気に長袖の季節になりました。なんか鳥見に身の入らない一週間でした。 　 その上、泥まみれホシハジロをオオホシハジロと誤認するというポカまで犯してしまいました。しかし、カモ類で見間違うとは思いませんでした。 見た瞬間に目の位置や、嘴の形状などからオオホシハジロだと思ったのですが、池の奥の方で、餌取りに忙しく潜るため、じっと観察することは出来ないまま、デジスコ写真を撮って、家で確認しました。図鑑写真と額から嘴のカーブを何度も確認し、オオホシハジロとしたのですが、考えてみればサイズや羽の色にはあまり注意を払っていませんでした。また、ホシハジロの潜った後などあまり真剣に見たことがなかったなという感じです。 小雨降る中電線で獲物を狙うチョウゲンポウ。 これが問題の贋オオホシハジロ。 コアオアシシギがまだ見られました。 私が見る時ってホシハジロってけっこう寝ている時が多いので、観察不足でした。 それにしてもインターネットは凄いですね。darumaさんや、MUjiharaさんがちゃんと指摘して下さる。手に入る図鑑類などでは得られない情報がただで手に入るんですから。 今津には先月末からチョウゲンポウのメスがよく見られるようになっています。小雨の中でも餌撮りに精を出していました。風景も猛禽に似合う景色になってきました。 シギの数はめっきり減ったようですが、蓮田ではアオアシシギ、ハマシギ、タカブシギが見られました。 　 〜※〜※〜※〜※〜※〜※〜※〜※〜※〜※〜※〜 　 室見川のユリカモメはどうしたのでしょう？土曜日も少し見てみましたが見つかりません。 なかなか可愛いチョウゲンポウです。