室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第2巻41号
2002年10月6日発行
発行:室見川の野鳥

秋ですね!第2段、今津にマガン、そしてクロツラも!

マガン

キンモクセイの花が咲いて、いい匂いをさせています。めっきり朝晩が冷え込んできて、そろそろ早朝の鳥見には長袖が必要になりそうです。
金曜日には、愛宕大橋や室見川筑肥橋の街灯の上にセグロカモメの姿を発見。今週はユリカモメも戻ってきます。ますます秋です。
そしてマガンの群れが見られた今津には、クロツラヘラサギが帰ってきました。
 
このところ室見川上流がおもしろい鳥見ポイントになっています。上流の支流沿いにある宿泊施設が廃業したため、その周辺の桜の手入れがおろそかになり、虫が多くなって、トケン類(カッコウの仲間)がいるのでは?というのが最初の発想だったのです。烏帽子岳オフの時に話していたのですが、実際にトダニさんが行ってトケン類を発見。思わずこれは!となったわけです。
8羽のマガンの群れが見られました。

ホトトギス

桜の林で毛虫を捕っていたホトトギス。

ニトルネン

ノビタキもやってきています。

私も見に行き、なんとホトトギスの成鳥と幼羽の3個体も見ることが出来、さらにエゾビタキにコサメビタキと小鳥も楽しめるという事が分かりました。
その上にちゃぼさんがオオルリを見つけ、俄然おもしろい鳥見ポイントになりました。
福岡で秋の小鳥の渡りといえば、相の島のような離島か、舞鶴公園や南公園等の都市公園しか楽しめるところがなく、なかなか行けなかったのですが、この場所は通いやすくて、まだまだ奥が深そうです。
土曜日にはノビタキが舞い、アリスイやサメビタキまで見ることが出きました。
 
室見川の下流にはウミネコに混じってオオセグロカモメの姿も見られ始めました。そろそろユリカモメもやってきます。室見川が賑やかになってきます。

サメビタキ
初めて見たサメビタキ。