室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
週刊 第2巻40号
2002年09月29日発行
発行:室見川の野鳥

秋ですね!室見川でもシマアジ、コサメビタキが!

シマアジ

彼岸花の赤い花が金色の稲田の畦でぱっと咲いたと思ったら、秋ですね。随分涼しくなりました。私はどうも体の調子が悪くて困っています。
室見川では自宅のすぐ近くの野生の広場にコサメビタキが今年もやってきました。
 
サメビタキ、コサメビタキがあちらこちらで見られるようになっていましたので、室見川もそろそろかなと行ってみると、今年もちゃんといました。野生の広場という小さな公園と、河川敷の木々を行き来していました。時折地面にも降りて餌を探しているようです。しばらくはこのくりっとした瞳を楽しませてくれます。
川の方には室住団地横にコガモが入っていました。その中にシマアジのエクリプスを発見。この秋は今津でも3〜4羽見つけていますので、多い方ではないでしょうか。コガモの群れを見つけてら要チェックです!
室見川ではコムクドリも見られました。渡りが進んでいるようです。
来週はもう10月。セグロカモメが、そしてユリカモメがやって来ます。愛宕にはオナガガモが、そしてヒドリガモがやってくるでしょう。室見川も賑やかさをまします。
 
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今津の方はシギチも一段落と言った感じでしょうか。それでもトウネン、タカブ、チュウシャク、オオソリハシ、ダイシャクなどが見られます。
カモ類の数が増えてきました。カワウも数を増しています。また、ノビタキやチョウゲンポウも見られました。
そんな秋の渡りの中、アリスイを発見。私としては2度目ですが、今回は目の前だったのに、ちゃんと写真が撮れていない…。今週最大の失敗でした。
シマアジのエクリプスも見られました。

コサメビタキ

今年も来てくれたコサメビタキ。

ニトルネン

これは?ニトルネン?

日曜日には佐賀の有明干拓に行ってきました。
トウネンをはじめとしてシギチの数は多かったのですが、探しているアメリカウズラシギには今回も逢えず。しかしトウネンは本当に数が多い。ほとんどが幼羽なのですが、え!ヨロネン?っていう個体も混じっていたり、冬羽の個体、さらにオジロトウネンの幼羽と冬羽も混じっていたりするので、1羽ずつチャック。
しかし動き回るし、蓮の葉陰に隠れるので、スコープや双眼鏡で追うのも大変でした。
これはヨロネンか?と思う個体を追っていると、蓮の陰に入る。出てくるのを待っていると、羽の黒いのが良く分かるのが出てきて、間違いない、なんて興奮していると、足が黄色い。え?途中でヒバリシギを追ってしまっていました。

トウネン
こちらはトウネンの水浴び!