エトピリカは霧の中…一年ぶりの北海道!今回は道東に行って来ました。
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タンチョウの親子。陽炎がたって、ピントがこない!
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- 一年ぶりに夏の北海道に鳥見に行って来ました。3月に家族旅行でタンチョウを見に行こうと考えたのですが、最終的に石垣島になったので、今回はタンチョウの棲む道東を目指しました。また、シマアオジを含む草原の小鳥が、咲き乱れる花の上で囀っているところを見たいと思っていました。
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- 福岡から道東への空の便はなく、東京又は千歳で乗り継ぎになります。これが一番ネックだったのですが、東京で仕事があったので、東京経由で釧路に飛ぶことにしました。いつも通りぎりぎりに日程がきまるので、霧多布の「えとぴりか村」と春国岱の「民宿風蓮」に予約を入れただけで、東京に飛びました。
- 釧路に着いたのは夕方4時半で、霧が出ており、レンタカーは常時点灯です。真っ暗な霧多布に到着し、霧の中でぼうっと明かりが滲む宿を見つけたときはほっとしました。
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エゾライチョウの親子にも出会いました。これは親。
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- 予定としては土曜日午前中霧多布でエトピリカとタンチョウを見て、午後から落石岬などをまわって、根室の春国岱「民宿風蓮」へ。日曜日は午前中春国岱を見て、釧路空港に戻り、東京経由で帰るというハードスケジュール。
- 土曜日の朝4時に目覚めると、窓の外は霧。シカがいました。エトピリカは後回しにして、朝食前に林道を回ることにしました。ノゴマやエゾムシクイ、オオアカゲラなどを見て、7時半に宿に戻りました。林道や湿原は霧がなくても、岬の半島部にはいると霧があるといった感じで、朝食後も霧が晴れず、エトピリカは見ることが出来ませんでした。
- 再び林道でエゾライチョウ等を見た後、岬に行きましたがやはりダメ。湿原でタンチョウの親子を見て、落石岬に行きましたが、こちらも霧と風。
- 海鳥は霧に阻まれて全滅です。
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ノビタキの雛が「ジッジッ」と鳴きながら餌を待っています。
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オオジシギが「ズビャーグ」と唄っておりました!
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- 根室で遅い昼食(根室名物エスカロップ)を食べて、民宿風蓮着。宿の前でエゾセンニュウが鳴いているんですが、姿が見えない。夕食後やっとの事で飛んで移動するところを見ることが出来ました。本当に姿が見えない鳥です。また、一晩中「チョッピン、カケタカ」と鳴いていました。
- 日曜日も4時起床で、春国岱へ。今日も霧です。クマゲラを期待していたのですが、そんなに甘くありませんでした。ルリビタキやコムクドリ、オオアカゲラを見て、ミソサザイの雛に給餌するシーンが見られました。オジロワシはカラスにモビングされていましたし、ミヤコドリが4羽いるのも見えました。やはり少ないとのことでしたが、蚊等がいます。
- 朝食後、再度春国岱に行こうと思ってましたが、霧が晴れていなかったので、湿原にタンチョウを探しに行きました。
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- 風蓮川河口を目指していると、キタキツネが歩いており、ベニマシコがいて、オオジシギがディスプレーフライトをしていました。また、道ばたから草むらへはいるk褐色のヒヨドリ大の鳥が見えました。その後飛んで林に入る時、腰が黄緑っぽいのと分かりましたが、遠かったので「???」でした。
- 帰りに同じ場所でまた見て、丁度運転席の横の木に止まったのでヤマゲラと判明。カメラの準備が間に合わず残念。
- 風蓮川ではカワアイサの親子連れが見られましたし、そこかしこでノビタキの雛が給餌を受けているところを見ました。
- そうこうしているうちに、空が晴れてきて、これだったら霧多布もと思い、車を走らせました。
- しかし、霧多布は霧たっぷりでした。半島の根室側には霧がなく、時折陽が射すのですが、アゼチ岬は霧が晴れません。
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ミソサザイの雛が親から餌をもらっていました。
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- 結局1時過ぎまで粘ってみましたが、エトピリカには遭えずじまいでした。最後に霧多布岬で霧笛の音の大きさに驚いたり、シマセンニュウを粘って撮って、帰り支度。
- 釧路空港に4時戻り、東京経由で福岡まで飛び、自宅についたのは夜11時前でした。見た鳥は52種。ライファーはエゾライチョウ、タンチョウ、エゾセンニュウ、シマセンニュウ、エゾムシクイの5種でした。疲れたけど楽しい旅でした。
- 「えとぴりか村」「民宿風蓮」の方々、また両宿でご一緒になった方々、お世話になりました。エトピリカまた、挑戦です!
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